世界市場を制覇する国際標準化戦略: 二十一世紀のビジネススタンダード
- 東京電機大学出版局 (2008年10月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
- / ISBN・EAN: 9784501623708
感想・レビュー・書評
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サウンドプレッシャー規制に対して、耳が遠い人もいるので音量は自分で調整すべきという反論
ルール形成7冊目です。
自社に有利な標準化の設定にはこういう最もらしい理由付けが必要になるのですね。
先日、他社の方々とある打ち合わせに望みました。こちらの要求を聞いて頂くためです。良くなかったのが先方のメリットを全然考えず、こちらの要求を押し付けてしまったこと、折衷案を用意してなかったこと。そのせいか、当然のように当初の要求は受け入れられず、先方の対案を持ち帰ることになりました。
軽い打ち合わせと思って準備をしていなかったのが反省です。次は気をつけます。 -
標準化が重要であることや、そのために企業としてどれだけコストをかけて周到に準備しなければならないかが理解できた。
また、国際標準化機関の構造やプロセス、各ステークホルダーの特徴についても述べられており、参考書としても役立つ。
標準化とはなんぞやが全くわからない状態で読むと、かなり難解。何度も読み返せば理解できる部分が増えるように思う。
さいごの考えるだけで動かない人にはなるな、というのが非常に印象的だった。 -
標準化戦略の基礎を学ぶ。著者が元ソニー出身であるため、取り上げられる他社の分析の切り口が偏りがちの分析(アマゾンの評価は良いみたいだけど)。客観的な標準化に関する概論を求めるならば、他の本を当たったほうがよいかも。