- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784502318511
作品紹介・あらすじ
大企業が既存事業の深掘りから新たな価値創造へ舵を切るのに有効な手段の1つが異業種連携である。IoT、AI等を活用し、優れた経営資源を異業種で連携させる戦略コンセプトと、その実践方法を具体的に解説する。
感想・レビュー・書評
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「デジタル異業種連携戦略」
1.購読動機
自社で展開中の提携戦略を戦術、戦闘に落として、もれなく実行するため。
2.提携の前に
自社の企業価値、顧客への提供価値を2倍にする。
その視点で、アイデア出し、そして提携先をセレクすること。
3.提携交渉
ビジョン。
自社と相手先のビジョン。ビジネスで実現したい世界。
ここを握ること。
その結果、進捗はブレなくなるから。
4.リリース後
マネタイズ。そう、顧客を増やす実行を増やすこと。
5.対比。読み終えて
2021年。
リリースをまとめる案件と、リリース済みをマネタイズする案件。
当然、2タイプ存在する。
この書籍は、フォーマットが記載されている。
勝手に学びながら、ひとり実行してみて、血肉化していく。
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戦略というよりは、「デジタル異業種連携(他社と優れた経営資産を組み合わせる連携を取ること)により、新たな事業を創出する」ための戦略から実行までのノウハウをざっとまとめた本、というまとめが適切だと思う。
例えば秘密保持契約を結ぶ際の注意点、といった点まで網羅しているので、実務に携わっている方には参考になると思う。
目次
1. デジタル化による既存市場破壊とイノベーションの本質
2. デジタル異業種連携戦略とは
3. 仮設構想段階
4. 戦略計画段階
5. 契約・実行・モニター段階
6. デジタル異業種連携戦略プロジェクトのリスクマネジメント
7. デジタル異業種連携戦略の人材育成と個人のキャリア戦略
(家の蔵書一斉処分企画) -
日比谷図書館
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ノウハウ出し惜しみなし、って感じの
非常に良い本。
ここまで、1人で体型的に書ける人は
そうはいない。
先行き不透明な時代、なるべく早く、かつ
お金や時間をかけずに、新たな挑戦をするためには
異業種と組むべき。
双方のこれまでの武器を組み合わせて、
自社のお客様に新たな価値を
パートナーのお客様に新たな価値を
生み出すことができる。
新たな価値は、
サービスのバンドル化、シームレス化
シェアリングエコノミーの提供
新たな欲求の創出
提供方法の変革
など
この実現に向けて、
パートナー候補へのサウンディング
エコシステムに対する意見交換
ビジネスモデルに対する意見交換
企画に対する意見交換
アライアンスに向けたアイディア出し
プロジェクト化してのフィージビリティスタディ
を行う。
そして、
提携方式
資本提携
業務提携
両者を兼ねた包括提携
デューデリ
契約
と進み
組織図
業務プロセス
リスク
の検討を行う
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50226513 -
東2法経図・6F開架:335.3A/Ta33d//K