成功するグローバルM&A: トップが考えるべき6つのステップとCFOの役割
- 中央経済グループパブリッシング (2010年9月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784502678004
作品紹介・あらすじ
M&Aの戦略や手法は様々であるが、成功するM&Aには共通点がある。何が成功への鍵となるのか、成否を分けるトップの決断や役割とは何なのか、本書では成功したグローバルM&Aの実例に沿って、それを主導した経営陣の生の声から、成功へのエッセンスを導き出している。多様なM&Aを、グローバル企業がどのように経営上の重要なツールとして位置づけているか、CFOといった役割がいかに日本とは異なり広範な権限と責任をもってM&Aを成功に導いているかなど、これまで語られていなかった世界標準でのM&Aの成功の秘訣に迫るものである。
感想・レビュー・書評
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著者買いしたつもりが翻訳本だった。
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アルセロールミタルなどM&Aを戦略的に活用し成長を続ける企業のCFOへのインタビュー集。
ソーシング、エグゼキューション、インテグレーションという一連の流れにおける原理原則が示されている。
また、周到な組織作り、スピード感ある意思決定、シナジーの追求、M&Aの戦略的意義の問いかけなどCFOに求められるものとは何かを明らかにしている。
日本の事例としてはJTのRJRナビスコタバコ部門及びギャラハーの買収、エーザイのMGIファーマ買収について記載されている。
事業と財務の距離が日本企業は遠いとの指摘は全社戦略から人材育成に至る大きな問題提起といえる。
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