- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784522476574
作品紹介・あらすじ
信頼される人には共通する「聴き方」があった!仕事でもプライベートでも必ず役に立つ。聴き上手になるためのちょっとしたコツ、話を聴くプロである心理カウンセラーが聴き方の極意を伝授。話を聴くための心がまえから視線、あいづちの打ち方、相手の話を引き出す質問のしかたなど、上手に聴く力を身につけて人間関係を円滑にする方法をくまなく学べる一冊。
感想・レビュー・書評
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1.聴き力を養うために読書とトレーニングを重ねてきましたが、未だに納得のいくレベルに持って行けてません。そこで、苦手分野をもっと絞るために読んでみました。
2.明日から実践できる聴く技術を培っていくための本です。コミュニケーションが上手い人とは、話が上手い人ではなく、真摯に話を聴いてくれる人のことを意味しています。人間の心理を踏まえると、自分の意見を言うだけでストレス発散になるうえに、聴いてくれた相手に好意を抱きます。ただ、聴く側にもそれなりの技術があります。本書では「最後まで話を聴く」ことを前提とし、話の聴き方についてすぐに使えるようにわかりやすく述べられています。
3.本書を読んだ上で私の苦手分野としてリフレームがあげられます。相手がマイナスのことを言ってきた際に、マイナスに同調してしまい、相手をプラスの感情に持っていくことができません。まずは要点返しから行いたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
〈何を言うかより、どのように、そしてどれだけ相手の話を聴けるかの方が大事〉
アドバイスより感情移入のほうが大切…分かっていたつもりでしたが、この本を読んでより具体的に「聴き方」がよく分かりました。
私はこの点について気をつけていても、ついつい自分の体験談を持ち出してしまう傾向があることに気付かされました。こちらとしては共感を示すつもり、もしくは何かの参考になればと、全くの善意からそうしているのですが、相手の立場に立って冷静に考えてみると、これは確かに単なる価値観の押し付けに過ぎないと認めざるを得ません。私も相手からそうされたらきっと抵抗を感じることでしょう。
この本では、良い聴き手になるためのいろんなコツが具体的に挙げられていてとても参考になります。また、相談を持ちかけられた時、どのように相手に寄り添いながら良い決定ができるよう助けられるかについても興味深いアドバイスが述べられています。
巻末には、「困ったシチュエーションでこんなときどうするの?」Q&Aが載せられており、(例:悪口やうわさ話の場ではどう対応したらいい?など)非常に参考になります。これで580円とはコスパいいです!
ぜひ一読することをお勧めします。 -
パラパラと、眼についたところを読む。
この手の本。
大概、どこを読んでも『できてない自分』に気が滅入るから。
時々しか目を通せない。
それでも借りてしまうのは。
やっぱり『自分の、できてないとこ』を克服したいからなのだよなぁ。 -
大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/645556 -
コミュニケーション上手な人は、話し上手ではなく聴き上手な人。
人の話を聴くことは思ったよりも難しい。
良い例・悪い例とわかりやすく書いてありますが、特に自分に当てはまった悪い例が「自分の話や経験をすぐに話すことはNG」というところでした。
相談されると解決してあげたいって気持ちがどうしても強くなり、自分の経験からアドバイスを押し付けちゃいがちです…
アドバイスよりも最後まで話を聴いてあげる事が大切なんだと考えを改めさせられました。
仕事上お客さんと話す機会も多いので、ためになる一冊になりました。 -
B(361.454)