ビジュアル・コミュニケーション――動画時代の文化批評

  • 南雲堂
3.80
  • (1)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784523265320

作品紹介・あらすじ

「ポストiPad」や「ポストYouTube」の視覚的イメージの文化事象が、そのメディウムからジャンル定義、産業基盤、ビジネスモデル、創造性…などなど、あらゆる局面においてそれまでとは違う、大きな変化にさらされている。このような現状においては、「映画批評」「テレビ批評」「ゲーム批評」…などといったこれまでの個別のジャンルに特化した批評や研究の語り口だけではその多様で流動的なイメージのありようを捉えてゆくには不充分である。より柔軟で多様な視点から、今日の視覚文化の見せるさまざまな動きを俯瞰的にすくいとる視覚文化批評。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 100殺!ビブリオバトル No.56 夜の部 サテライトゲーム(日帰り二次回チーム) [チャンプ本!]

  • 映画、CM、ネット動画、ゲームなどの映像に関する論集。主に映画についてピックアップして読んだ。共同討議1が興味深かった。

  • 「動画? なにそれ、おいしいの?」と、子どものしゃべりをそのままコピってただけの私にとっては、役立つ本でした。

    各論者の関心・ターゲットも、対象に切り込むスタイルも違うのに、どこかでつながってる感じがするのは、私の気のせいではないかもしれない。
    特に面白かったのは、視聴者を分析して「望み通り」の映画を作っても実際に見るとイマイチで。「中の人」に多額のギャラを払ってCGを動かしているって、一連の話。
    これって、昔話が語り手を選ぶのと同じ事だよね、多分。手を変え品を変えて、時代は繰り返す、か。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784523265320

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

2000年代半ばに結成。文学、映画、サブカルチャーなどの文化事象を研究する批評家集団。

「2023年 『現代ミステリとは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

限界研の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジュリアン・バジ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×