医者に大切な4つの力

著者 :
  • 南山堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784525002619

作品紹介・あらすじ

医師としての長い人生をどう生き抜くか….「あらかじめコレを知っておけば,もっと楽に物事が進められたのに」と後悔したことはありませんか? 診療,研究,経営,それぞれのステージを存分に楽しむために意識しておきたい4つのスキルを教えます.これから医療に携わる医学部生・研修医にも,彼らを指導する立場になった先輩たちにも,研究や開業・経営といった新しいキャリアのステージの入り口に立った方々にも,オススメの1冊.――もし1年目の医師が医師歴30余年の経験知を得たら…?〈主な内容〉■第1部:医者をする□昔の「僕」が経験してきたこと・その昔、内科教授の身体診察能力はすごかった・チャートラウンドは教授との闘いだった・心電図・胸部X線の読影に名人芸があった・今、当時をどう思う?□今の時代を生きる仮の僕「君」へのアドバイス・医者としての出来は大学卒業後の数年で決まってしまう・僕が医師の初期教育に重要だと思うこと・身体診察力を再考する・論理思考を支えるもの・診療ガイドラインの落とし穴(1)・診療ガイドラインの落とし穴(2)・将来のAIを考えたとき・4つの力は「筋トレ」でしか養われない□長い医師人生を過ごすなかで・外来のやりかたを教わることはほとんどない・医者人生は長い・高齢者・超高齢者がますます増加する■第2部:研究をする□昔の「僕」が経験してきたこと・その昔、医者はみな研究していた・僕の研究事始め・僕の基礎研究・大規模臨床研究に関わる□今の時代を生きる仮の僕「君」へのアドバイス・研究をするリスク、しないリスク・研究は仮説から始まる“Think Different”・仮説を思いつかない君へ・人、組織、技術につけ!・研究はプレゼンテーション力がものをいう・論文を作成して初めて研究になる・初めての論文作成の実際□長い研究生活を過ごすなかで・研究のきっかけは何でもよい・君たちは将来何を研究するのだろう■第3部:病院を営む□昔の「僕」が経験してきたこと・病院経営に携わる・素人が考えてみる・「病院をディズニーランド化する」・プロジェクトチームをつくる・そして、最終章へ□今の時代を生きる仮の僕「君」へのアドバイス・病院経営という経験が教えるもの・病院というもの  一般的な病院は激減する  ゼロサムゲームの中にいる病院  病院は徹底的な地場産業

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1986年 東京大学医学部卒業。大阪大学医学部第二薬理学講座、東京大学医学部循環器内科、(財)心臓血管研究所 研究本部長を経て、同研究所長・院長となる。専門は、不整脈、心臓電気生理学。日本心電学会「木村栄一賞」、日本循環器学会「Young Investigator’s Awards」、世界心電学会「Young Investigator’s Awards」等を受賞。『ナース・研修医のための心電図が好きになる!』(南江堂)『3秒で心電図を読む本』『不整脈で困ったら』(いずれもメディカルサイエンス社)ほか、著者多数。

「2013年 『最強のモニター心電図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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