知っておくべき家電製品事故50選: 事故を知るとリスクが見えてくる
- 日刊工業新聞社 (2010年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
- / ISBN・EAN: 9784526064975
作品紹介・あらすじ
燃える・割れる・誤作動する…自分の設計のまずさがわかるようになる。-身の回りの家電製品について、実際に発生した50の事故・不具合事例を通じ、ユーザはどんな使い方をして事故に至ったか、製品の危険がどんなところにあり、どんなところに目を付けたらよいかを理解、事故には共通の背景があり、必ずしも想定外で起こるのではないことを証明するとともに、事故を起こさない製品づくりとは何かを解説する。
感想・レビュー・書評
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著者(東大教授)の書きっぷりが、大変ぶっちゃけているのが印象的です。,「民生品の死亡者は全体から見れば小さい」,「リコールコストで日本企業の競争力を削ぐのはどうか」,不謹慎にも聞こえる内容ですが、これまで聞かれなかった角度での真理ではあります。,そこで、重大事故につながる事例をまとめて、業界のノウハウ共有、大衆の啓蒙を図ろうという主旨のようです。,完全に一般向けに書かれた内容とは言いがたいですが、その分野に少しでも興味、経験がある方には読みやすいと思います。
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製品の開発をする立場として、よく理解でき、頭を悩ませられた話が載ってます。
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請求記号: 545.88||N
資料ID: 91113498
配架場所: 工大選書フェア -
家電製品のリコール事例から見る、故障原因。
「水分がどこかしらを短絡させる」や「細かいところに気を回さないと人は間違える」など、日常生活で家電製品を使うときに気をつけなければならないところは製造・設計に携わらなくても、覚えておいて損はない。