今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい量子コンピュータの本 (B&Tブックス 今日からモノ知りシリーズ)
- 日刊工業新聞社 (2021年1月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784526081071
作品紹介・あらすじ
今話題の量子コンピュータの技術について、その基礎理論から関連知識、開発状況、未来展望に至るまでを紹介する。
感想・レビュー・書評
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著者は名古屋大学名誉教授の方。量子コンピュータ全般についてわかりやすく書かれており良い。数式もあるが詳しい解説はなく雰囲気を味わうといったところか。
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事前知識ゼロでながめてみました。
<Ψ| = a <0| + b<1| こういうベクトル表記を初めて見たレベルです。
いくらトコトンやさしくしようとしても、量子力学を触ったことの無いものには難しい内容ですね。出直します。
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請求記号 007.6/Y 48
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先日読んだ量子コンピュータの本が今一つだったので、「違う本を」ということで読んでみました。
「トコトンやさしいか?」と言われると、まったくそうではないですが、数式などについても、ある程度扱うことで、逆に親切な印象を受けました。
また、「量子コンピュータについて理解できたか?」と言われると、まったくわかった気がしませんが、雰囲気は少しつかめた気がします。
これについては、先日読んだ、川添愛さんの本のおかげかもしれません。
とりあえず、この本を読んで思ったのは、「量子力学については、勉強し直した方がよさそう」ということ。
とくに、行列力学については、避けてきてしまったので、時間を見つけて、ちょっとずつ勉強したいと思います。 -
量子演算についてはしっかり書いています。観測したら確定してしまう量子ビットに対し、観測が必要な多量子ゲートがどうやって成立するのかは、何も書いていない。
どうしてもこのシリーズの本はハズレしかない。