下天は夢か 3

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532097868

作品紹介・あらすじ

信長は勇敢で、天下統一の目的を達成するために全力をついやし、事にあたって真率であった。日常の暮らしむきも、酒は呑まず、睡眠はみじかく、贅沢な食事を好まず、女色に溺れない。信長に従う家来たちは、彼の叡智明祭を信頼していた。信長には部下の才幹を的確に理解し、適材を適所に置く能力がそなわっていた。現代に蘇った人間信長。日本経済新聞連載の歴史巨編。

感想・レビュー・書評

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  • この巻では、幕府と言いますが、当時の幕府「後の室町幕府」の滅亡前後の話です。

  • 姉川の戦いから長島願証寺陥落まで。やっぱりこの信長が苦しかった時期は時間の進みが遅いもんだ。他にも信長が残虐性を深めていく描写や血や糞便の臭いが漂ってきそうな描写が凄い、著者の腕前。

  • 和歌山などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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