- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532112127
作品紹介・あらすじ
働き方を見直して、仕事と仕事以外の生活をどちらも充実させるワーク・ライフ・バランス(WLB)支援が、職場の人材マネジメントの重要な取り組み課題となっています。子育てや介護、趣味、地域活動などでさまざまな「時間制約」がある社員が増えています。仕事に意欲的に取り組めるようにするために、WLBの実現が不可欠です。制度の整備だけではWLBは実現できません。人事担当者だけではなく、各職場の管理職層の役割が重要です。WLBを支援するための職場風土や仕事管理・時間管理の改革、コミュニケーションの円滑化などを具体的に解説します。
感想・レビュー・書評
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ワーク・ライフ・バランス(WLB)はよく聞く言葉だけど、具体的になんのことかはあんまりよく分かっていなかった。この本によると、WLBが実現できている状態とは、「会社や上司から期待されている仕事あるいは自分自身が納得できる仕事ができ、なおかつ仕事以外でやりたいことや取り組まなくてはならないことにも取り組めること」なんだって。単純に働く時間や日数を減らすことがWLBじゃない。
男性の育児参加についても言及している。男性(夫)が育児休業をとらないのは、女性(妻)にばかり育児を押しつけることで、その女性が働いている企業にばかり負担(退職や育児休業)をかけることになる。企業間平等の観点からみても、男性が育児参加することの意義は大きい。この部分がいちばん印象に残った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少子高齢化時代を迎えた日本においては、限られたマンパワーを仕事だけに費やすことは現実的ではない社会になってきている。
個人の幸福度とも関連して、ワークライフバランスを考えた働き方を、それぞれが考え、支援することが大事なのだと納得できた。
日頃感じていた、仕事優先社会への違和感が整理されたように思います。 -
WLBの概要がわかりました。
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