- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532112844
感想・レビュー・書評
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実際の企業の戦略思考を、クイズ形式で楽しく学べる良書。
・ドッグフードの売り上げが落ちている、なぜか
・四国の下位コンビニの店長、セブンイレブンの上陸に、社長が考えた秘策とは
・携帯電話会社から無料での電池交換、なぜ
・電球の寿命、1920年代は2500時間を超えていたのに、1940年代は1000時間と短くなった、なぜ
・昔のアメリカ、レジが導入された時代、2ドル99セントなどハンパな価格が多かった、なぜ
豆知識としても、面白いですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日常では常識的に行動しつつ、仕事では非常識な発想を伸ばすための問題集。想像の斜め上を行く回答が多く、新しい考え方に触れることが出来た。
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クイズ集として面白く読めた。知識や論理思考だけでなく、常識に囚われない発想力も大事。著者はコンサル業をやっている人間なので、コンサルタント向けの側面も強いか。言わば日経を毎日読む人種向け。でもそうじゃない人間が読んでも面白い。
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ビジネス版「頭の体操」
クイズ形式で戦略思考発想トレーニングができる本。
とはいうものの、本書内の与えられた条件下で戦略的思考やロジカルシンキングを駆使して、求める回答を導き出すのはちょっと無理があると思われます。
あまりにも条件が少なすぎる(笑)
なので、どちらかといえば、知っている・知らないのビジネス雑学事例集になってしまいます。
そうはいいながらも51もの事例をクイズ形式で読み解いていくことで、新たな知識を得られるのも事実。
どうでもよいようなネタも少なからず含まれていますが、すでに知っていること、初めて知ったこと、さらに事例も身近なところでとても良かったです。
本書の中で問題02として、「RVの市場を広げるために自動車メーカがとった行動」については、自分の描いていた回答イメージとまったく違っていて、ちょっとびっくり。
また、ところどころに入っているコラムを通して、ビジネス戦略の考え方がきちんと語られている点は秀逸。たとえば製品ピラミッドモデルについても記載されています。
さらに、本書の中ではフェルミ推定の練習もできるようになっています。
このクイズ形式で戦略的思考が鍛えられるかどうかはわかりませんが、ちょっと考えてから回答を読むということで、ビジネス事例としては記憶に残りやすいトピックスになると思います。
ただし、そのビジネス事例(雑学)ってちゃんと裏取りされているのかが心配(都市伝説じゃないですよねぇ)(笑) -
発想の視野を広げる癖をつけれた
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実際にあったことの何故?に深い思考で答えている。
物事を深く考える思考が身につくかもしれない -
右脳と左脳なんかバランス
多くの成功モデルを知ることが大切 -
裏の裏まで読みとくことが大切ですね。
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ビジネスにおける戦略思考方法を例題と共に説明。売上高は顧客数×単価×購入量×購入頻度まで分解して考える。フェルミ推定を用いる場合はパレートの法則に乗っ取り、2割のヘビーユーザーが全体売上の8割を占める。など応用の幅が効く学びを得られた。適切な企業戦略を立案するためには思考方法の訓練と、国内外から日々経済情報を集め知識を補充していくことが必要。
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脳を休めるのにちょうどいいくらいのクイズが51問。しかし、これだけで戦略思考が身につくわけではありません。