戦略思考トレーニング 3

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.62
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本棚登録 : 306
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532113063

作品紹介・あらすじ

本書は、クイズを解きながら戦略思考力を身につける大人気シリーズの第3弾です。今回は、優れた戦略を考える「やわらかな頭の作り方」をテーマにしました。「常識の枠を取り去る」「ニュースを見て発想を盗む」「違う立場の人の『目』を借りる」など、日常でできるトレーニング方法を具体的に解説します。クイズはいずれも本当にあったことに基づいて作られています。思わず他人に話したくなる「まさか?」「なるほど!」の事例が満載。ビジネス教養を身につけられます。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ、第三弾。
    如何に、硬い頭を柔らかく出来るか?

    実際のビジネス上の課題や問題をヒントに、様々な問いが出されます。
    あなたは、何問正解出来ますか?

    ・車種によって、車のガソリン給油口が、左右異なる理由は?
    ・音楽CDと映画ブルーレイは、パッケージのサイズが異なる。なぜか?
    ・かき氷の容器は、アイスクリームと違い、縦にギザギザが入っている。なぜか?
    ・コーヒー缶と違い、ビール缶は、上面が小さくなっている。なぜか?
    ・広大なアメリカで、商品発送は数日かかる状況。しかし、アマゾンは当日配送を可能に。その驚くべき方法とは?
    ・お掃除ロボットのルンバは、イギリス企業が有利になる構造的な要素があると言う。それはなに?
    ・Googleのなりすまし防止の、ぐにゃぐにゃした文字の読み取りは、本人識別以外に、もう一つある大事な目的とは?
    ・大学のある研究者が、車のシートの着座情報を360個のセンサーで個人差を把握した。この仕組みは、座り心地調整以外に、何に応用できるか?

    などなど...
    ビジネス上の柔軟な発想は、とても大切ですね。

  • ルンバは地雷探査用ロボットの技術を転用したイギリス製品

    ショールーミング

    p80まで読んだ

  • 「今日において、長期的に正しいと言える前提条件は非常に少ない」

  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/173881

  • コンプライアンスが必要なのは、役員クラスのほう。

    怒り=思考停止、にならないよう無理にでも許す癖をつけること。

    アメリカの消費税は州によって違う。アマゾンで他州から買うと自分で払う仕組み=アマゾン税問題

    サーチュイン遺伝子を活性化させるサプリ=コストコで売っている

    ビッグマック指数や実感では1ドル60~80円くらい。
    100円は円高ではない。

    かき氷の器は、氷が回らないよう凸凹している。

    ツタヤの収益源はレンタル料、ゲオは中古ソフトの販売。

    ビールの蓋が小さいのは、素材が高いから。

    オランダの船は甲板の大きさで税金がかかったため、上が丸かった。
    窓が小さい家。京都の町家の間口が狭い。
    税金が形をゆがませた例。

    グーグルは、文字を入力させてOCRの不明分を補っている。

    日本映画が復活したのは、テレビ番組の劇場版ができたから。

    着座センサーで、車の盗難防止をする方法。

  • 20160110

  • 『戦略思考トレーニング』の第三弾。
    今回は、柔らか頭を作るためのトレーニングに主眼を置いて構成されている内容です。

    右脳(発想)と左脳(論理)のどちらをベースに戦略思考をしているのか。

    自分は間違いなく左脳ベースです。
    が、今回、第三弾を読み進めてみて、左脳も十分には使えてないんじゃないか、と気づきました。

    まず、「戦略思考」する場合、右脳の発想力を生かして、誰もが考えつかないようなアイデアをひらめくことが重要です。

    自分は右脳に苦手意識があったので、これまでの第一弾、第二弾を読み進めながら、いろんな視点から物事を想像することはできるようになってきたと思ってます。
    (いいアイデアをひらめくかどうかは別にしてw)

    ここで、さらに左脳で問題やアイデアを分解・整理して、答えに行きつきやすくする(言い換えると、失敗するリスクを小さくする)べきなんですが、これが全然・・・。
    絞り込めてないんですよ。

    なんでかなと思ったら、決定的に「経験不足」、「知識不足」なんですね。
    整理する足掛かりをつかむための最低限の知識・情報すら頭にないから、何も論理的に考えられない、と。

    ということで、来年はビジネス本や経営者本を中心に読んでいくことは早々に決めてました。

    が、本だけじゃダメでしょう。
    「百聞は一見にしかず」。モヤモヤしてないで、一歩を踏み出して「いっぱい失敗してみよう」と思います。

    来年は、チャレンジの年にするぞー。

  • 問題だけでなく、日常から頭を柔軟にしてくのに何ができるかに触れててよかった。例えばニュースから発想を盗む、外国の常識から学ぶ、違う専門分野の人の視点を借りるとか。コラムも江戸時代のオランダ船の形がおかしいのは税金のせいだとか、学部レベルで経済学を学んだ人間にも面白いことがいろいろ書いてあった。

  • 3作目も外れ無し。いやはや、いろんな視点でビジネスが見れて実に面白かった。4作目が出るのかな?要チェックです。

  • 戦略思考トレーニングシリーズの第3弾。前2作と同様、クイズ形式でトレーニングできる。少し答えが当たるようになってうれしい。この視点で新聞やテレビのニュースを観れるようになるとより一層、戦略思考が身につくかも。

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著者プロフィール

経営戦略コンサルタント

「2022年 『日本経済 復活の書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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