- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532113995
感想・レビュー・書評
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心理学博士である著者がビジネスや人付き合いにおける行動の数々を心理学の観点から解説した一冊。
組織運営やマーケティングの施策や会議時の発言などを心理学の観点から改善策が書かれており勉強になりました。
そして、本書を読んで自分をコントロールすることや組織と上手く立ち回る方法を学ぶことが出来ました。
また、慮ることからくる甘えの心理や言語構造からくる初対面の人との社交性や間人主義と個人主義の違いなど日本人の特性からくるものもあることも知ることが出来ました。
そんな本書の中でも説得の方法に一面的と両面的の手法を相手によって使い分けることや日本人は人間関係も大いに仕事に影響を与えることなどは印象に残りました。
また、流動性知能と結晶性知能は年齢を経るにあっての仕事のやり方を考えるきっかけになりました。
本書を読んで自発的に目標を定め行動することの大切さや他の人の言葉を真摯に受け止めて聴くことなど実践できるポイントとともに日本型組織として属人思考に潜む問題など心理学の知識をもとに日常生活での適応力を磨くことのできた一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心理学の考えからわかる職場の人やお客様との会話の仕方、商品や提案を魅せる方法など参考になる。1つの話題が2ページで簡潔に書かれており、移動の間に読むにはよかった。
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題名のとおり、ビジネスに絡む心理学的エピソード100項目を、1項目あたり見開き2ページで紹介する本書。
どっかで聞いたなぁ...というのもちらほらありつつ、ビジネスに絡む心理学のメニューやチェックリストとして。 -
・評価、やる気、説得など毎に基礎知識をコンパクトにまとめられているのは本として価値を感じる。特にマーケ系では知らない理論もあった
・方法論ではないのでこれで十分とは言えないが、だからと言って使えないのではなく、これらを常に活用できていると良さそう。必要に応じて引っ張り出す感じではない -
ビジネスで使える心理学の知恵を100項目に凝縮し、2ページで解説する。仕事が長続きできるコツは何か、どうしたら人望が得られるのか等々、実用的な内容が綴られている。
第1章 人間関係の心理学―関係づくりはビジネスの基本
第2章 人事評価の心理学―見え方がこんなに違うのはなぜなのか
第3章 キャリアと能力開発の心理学―人生の有意義な過ごし方を見つける
第4章 やる気の心理学―モチベーションの高め方を知る
第5章 リーダーの心理学―組織運営はどうしたらうまくいくのか
第6章 説得の心理学―相手の納得を引き出す手法
第7章 マーケティングの心理学―買いたいココロをくすぐるには
第8章 困った人の心理学―ややこしい人とうまくつきあうには -
東2法経図・6F開架 B1/3A/1399/K