「企業法」改革の論理: インセンティブ・システムの制度設計
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2011年10月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532134143
作品紹介・あらすじ
会社法、金融商品取引法、労働法、倒産法、税法-。企業活動を規定する様々なルールを横断的にとらえ、その構造と問題点を明らかにする実務家と研究者による問題提起。
感想・レビュー・書評
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普段から、「企業法」として、会社法、金商法、労働法、倒産法、知財法等を一体のものとして研究するよう言うだけあり、テーマが広範に及ぶ。ここでは税法も。
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企業法を物的資本の拠出者(株主、債権者)、人的資本の拠出者(経営者、従業員)の四者による動機付け交渉として捉えることができるとする立場から、従業員と株主の利害調整として、労働法制を、債権者と株主の利害調整として、倒産法制を、株主と経営者の利害調整として、相互持ち合いとアクティビスト株主の問題を取り上げ、さらに政府の役割として、金商法規制、租税のありようなどを取り上げる刺激的な論文集です。非常に面白いテーマですので、じっくり勉強しないといけないですね。
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