歴史と統計学: 人・時代・思想

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (565ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532134822

作品紹介・あらすじ

【本書の目次】
1 歴史のなかの統計学  2 中国の人口統計の長い歴史――2000年の軌跡  
3 中国の人口統計の長い歴史――現代  4 古代帝国の時代・ローマのセンサス  5 中世・統計の空白
6 ヨーロッパ近代と統計学の誕生  7 統計学以前の統計学(1)政治算術  
8 統計学以前の統計学(2)人口統計学の始まり  9 統計学以前の統計学(3)国情論の盛衰
10 確率論の誕生  11 「確率」の概念と確からしさ  12 測定誤差の処理  13 古典確率論の完成(上)
14 古典確率論の完成(下)  15 古典確率論の数学  16 18世紀の世界と人口  
17 19世紀、資本主義と帝国主義の時代――統計学の成立  18 統計学の成立  19 ケトレーの遺産  
20 ケトレー以後の統計学――ドイツ社会統計学  21 ドイツ社会統計学の盛衰  22 ダーウィンの衝撃  
23 カール・ピアソンと記述統計学  24 19世紀から20世紀へ  25 R.A.フィッシャーの登場  
26 フィッシャーの統計的方法  27 フィッシャーの統計数学  28 ネイマン・ピアソン理論  29 記述統計学
30 激動の20世紀  31 統計的品質管理法の形成  32 確率の概念をめぐって  33 確率論の数学モデル
34 数理科学の発展  35 統計的決定関数理論  36 フィッシャーの統計的推測理論  37 指数論の展開
38 マクロ経済計算の発達  39 第二次世界大戦後の世界――冷戦  40 第2次世界大戦後の統計学の潮流  
41 ベイズ統計学の復活  42 ベイズ統計学の展開  43 統計的モデルの問題  44 モデル選択の方法  
45 情報技術の発達と統計学  46 21世紀の世界  47 数理統計学の再検討  48 「地球算術」のすすめ

感想・レビュー・書評

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  • 【書誌情報】
    定価:5,280円(税込)
    発売日:2018年07月27日
    ISBN:978-4-532-13482-2
    上製/A5判/576ページ
    https://nikkeibook.nikkeibp.co.jp/item-detail/13482

  • 需要があっても式無しで支障なく寧ろ無い方が良い

  • 確率論の歴史を扱った類書『「蓋然性」の探求』よりは読みやすそう。

  • モデル選択の基準として、AIC(赤池)があるが、問題点もある。

  • 東2法経図・6F開架 417A/Ta67r//K

  • 180901 中央図書館 碩学の集大成か。LAOもこういう本を書いていたかな。

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著者プロフィール

一九三三年(昭和八年)東京生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学経済学部教授、同先端科学技術研究センター併任教授、明治学院大学国際学部教授を歴任。東京大学名誉教授、明治学院大学名誉教授、日本学士院会員。統計学の理論研究で知られ、現代の科学技術社会の諸問題に関する評論も多い。『数理統計学』(日経・経済図書文化賞、東洋経済新報社、一九六三)、『無邪気で危険なエリートたち』(石橋湛山賞、岩波書店、一九八四)など著書多数。

「2022年 『数学の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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