経営革命大全

著者 : ジョセフH.ボイエット ジミーT.ボイエット 大川修二

• 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (1999年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ドラッカー、ピーターズ、ポーター、コヴィーほかマネジメントの権威たち79人の英知が結集!!誰のアドバイスが正解なのか?どの本が役に立つのか?課題を解決する最短ルートはどれか?経営のすべてがわかるガイドブック。

感想・レビュー・書評

[修行者Fさんの感想 · 2007年12月3日]

開始：20070828、完了：20070828

79名のビジネス思想家の考えをまとめたダイジェスト版の本といえる。いろいろな考えに触れる、まらは流行の変遷を知るという意味ではよいが、本書自体には特に主張があるわけではない。それと、ここで紹介されるグルのうち何人かは知っていないと読んでてもあまり面白くない気がする。内容は、リーダーシップ、変革のマネジメント、学習、チーム性、モチベーション、未来の組織設計だ。リーダーの法則「喜んで従う部下がいる。」偉大な語り部。リーダーは20代、30代、で挑戦の機会をもつ。人を変えたければ選択の余地を与えてはならない。学習する組織byピーターMセンゲ。目隠しの人の像の例。PPMはそれほど役に立たない。競争の基本戦略はコスト、差異化、集中。戦略プランナーも現実にそぐわない。コアコンピタンス経営はサクセスストーリーの一部。同じコアコンピタンスがあっても成功しないところがある。バランススコアカードは無形資産の価値を確実に評価する方法。財務的視点、顧客の視点、社内プロセスの視点、学習と成長の視点。