ディマンド・チェーン経営: 流通業の新ビジネスモデル
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2000年11月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532148720
作品紹介・あらすじ
セブン‐イレブン、ユニクロ、しまむら、マツモトキヨシ…躍進のカギは、「顧客と売場の知識」の活用だ。不良在庫を減らし、売り逃しのロスをなくす「流通革新モデル」を気鋭の経営学者が大胆に描く。
感想・レビュー・書評
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日本経済の成長を支えてきた、小売業における
本部主導・マニュアル主義といった「チェーン・オペレーション」
このチェーン・オペレーションが、時代の変遷により、
機能しなくなっている。
打開策として、著者は「ディマンド・チェーン経営」を提唱。
その有用性を、実際にディマンド・チェーン経営をしている
企業の実例を引き合いに記述している。
著者の言うポイントとしては、5つの革新。
①取引制度=返品制への挑戦
②営業革新=プロセスの透明化
③組織革新=「分業」の仕方が変わる
④コミュニケーション革新=店舗の「知識」を活用する
⑤物流革新=魅力的な売場を支援する仕組み
自社内の改革を中心としながらも、
それらを取引先にも波及させている点や
上記目的を踏み外さなければ、手段は企業によって異なる
という点は納得感も高い。
最後に通販の登場を「小売不要論」と結びつけて
敵対視しているが、記述された2000年から早10年。
現在は通販を上手に活かす時期であろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レポート書くために必至で読みました。でも読みやすくて結構面白かった。
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