カンブリア宮殿村上龍×経済人変化はチャンス

著者 :
制作 : テレビ東京報道局 
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 99
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532168407

作品紹介・あらすじ

テレビ東京系人気番組、放送300回突破! 単行本化第6弾
2011年に放映されたゲストから20人を選び刊行。
経済人直筆の「座右の銘」と、各人の対談ごとに村上龍の「編集後記」(書き下ろしを含む)を新たに加筆。

感想・レビュー・書評

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  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】335.13||T
    【資料ID】91122082

  • 普遍的な、誰にでも通ずる考え方を、引き出そうとしているはずなのに、また新たな面が次々と出てくること自体に人生の楽しみを感じた。

  • 各経済人の方々がどのような生い立ちで転機で何を考え、決断をしてきたのかが興味深かった。
    ただ、ここに出てくる人たちはいわゆる「勝者」の人達で、そうではない人たちの話も欲を言えば聞いてみたい。
    (とはいえど、企画に乗ってこないだろうなあ…)

  • 対話形式で読みやすかった。
    経営者はそれぞれ独自の考えを持って様々な取り組みを行っているが、その根底にはお客様に喜んでもらいたい、お客様の役に立ちたいという気持ちがあることはどの経営者にも共通していた。

  • 相変わらず このシリーズの他よりはちょっと落ちるかな…
    ものすごい人というのが少ないような

  • テレビ東京の”カンブリア宮殿”において2010年2月から2010年末までの約1年間に登場した経営者達の中で、「変化はチャンスなり」を体現した21人の回を集め、編集したものが本書だ。

    この本は、”カンブリア宮殿”を好きな人(あるいは、それに似た・・・たとえば”ガイアの夜明け”や”情熱大陸”、”プロフェッショナル仕事の流儀”などといった番組が好きな人)で、なおかつ、見る時間をなかなかとれない、という人向きの本である。

    なぜなら、テレビ番組から得られるエッセンスとほぼ同じものを、その約6倍のスピードで吸収できるからだ。”エッセンス”と一言で簡単に片付けてしまうのはおこがましいかもしれないが、物書きのプロである村上龍氏が著書であることが大きく貢献しているのだと思う。本当に見ている者・読んでいる者が一番気になる重要な部分を10ページ前後の中にものの見事にまとめあげてくれている。私は同番組を、かなりの数を見ているが、本書を読んだ後に得られる感覚は、テレビを見た後に得られる感覚と全く同じものだった。そんな番組が21本も入っているわけだ。1本あたり1時間の番組だから、全部見ようとすると本来なら占めて21時間かかるところを、3時間程度で楽しめてしまう。

    ”時間を金で買う”とは、まさにこのことだ。本書を読んでいると、まぁ、いろいろなことに気づかされ、励まされるのだ。”時は金なり”を大切にしたい方・・・ぜひ、どうぞ。

    (書評全文はこちら → http://ryosuke-katsumata.blogspot.jp/2013/03/blog-post_10.html

  • TVのカンブリア宮殿を本にしたもの。
    ほとんどが2010年放送分から。

    経営者の言葉で、何にこだわって、どう考えているのかがわかる、番組からうまくインタビューを抽出されている。

    全体として
    ・強みを伸ばし、その強みにこだわって考え抜くということ
    ・人も、製品も、商売も、そのことにこだわって育てるということ


    対談もの苦手な私だが、読みやすかった。

    目次
    1 意識を変える(星野佳路―星野リゾート社長
    畑中利元―ユザワヤ会長
    井上英明―パーク・コーポレーション社長
    雨宮清―山梨日立建機社長
    川田達男―セーレン会長兼社長)
    2 苦境を乗り越える(大山健太郎―アイリスオーヤマ社長兼新商品開発責任者
    富山幹太郎―タカラトミー社長
    大平喜信―雪国まいたけ社長
    小林佳雄―物語コーポレーション会長兼CEO
    西山敷―ダイシン百貨店社長)
    3 強みを活かす(松谷貫司―マニー会長
    佐藤順一―カクヤス社長
    田中通泰―亀田製菓社長
    小松安弘―エフピコ会長兼CEO
    梅原勝彦―エーワン精密創業者
    芳井順一―ツムラ会長)
    4 成功し続ける(宗次徳二・宗次直美―カレーハウスCoCo壱番屋創業者
    田中良和―グリー社長
    藤田東久夫―サトー元経営顧問
    辻本憲三―カプコン会長
    伊藤雅俊―味の素社長)

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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