私の履歴書森喜朗回顧録

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532168704

感想・レビュー・書評

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  • 率直に裏側も書いててかなり面白い。政策について触れられてないのが物足りなくはあるが、あえて取捨選択しているのかなあ、と思う。というか、私の履歴書で大々的に政策語られても確かに違うし。
    佐藤優絡みで結構外交に力いれてるのだなあと思ったがその通りで、一人がライフワークとできる外交相手国はどの程度あるものなのだろう。
    率直さとして、我田引水的公共事業を狙ったけどできなかったということ、純粋に権力追求のためのポスト選び、族議員としてのあり方などがあり、貴重な資料というか。その他にも小沢の思い上がってしまった時期の話など、多数エピソードを暴露しておる。
    その率直な思いへの評価はともかく、そんなに出すこと自体勇気あることだと思う。世襲させなかった引退議員ほど強いものはないのかもしれぬ。

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著者プロフィール

一九三七年石川県生まれ。第八十五・八十六代内閣総理大臣。二〇一二年代議士引退。〇五年から一五年まで日本ラグビーフットボール協会会長。ラグビーワールドカップの日本招致・開催に尽力。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長。著書に『私の履歴書 森喜朗回顧録』(日本経済新聞出版社)などがある。

「2020年 『遺書  東京五輪への覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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