社長になる人のための税金の本

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532191436

感想・レビュー・書評

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  •  実況中継式で書かれた会社経営のための税金の本。法人税のことなど全く分からない自分でも、頭には残らないだろうが書いてあることはなんとなく理解できるくらいの難易度で書かれており、おそらく分かりやすい部類に入るのではないだろうか。税金は会社経営にとってコストであり、節税はそのコストダウン手法の1つであることがよく分かる。また、普段の業務の中で行われている経費処理、固定資産実査、試薬/備品在庫実査など非常に面倒だと感じることもあったが、その重要性について改めて気づかされた。

  • 「社長になる人」という題名ですが、そうでなくても、非常にわかり易い会社関係の税務入門書として勉強になった本です。
    まだ1回しか読んでいないので、もう少し要点を複数回読み、自分の糧にしたいです。

    内容としては、会社の中枢に関わるキーマン(将来の幹部候補)の人々が経理課長・公認会計士から会社税務の基礎のレクチャーを受けるという内容。

    損金経理や確定決算主義、経済的利益を受けるものが等しく税を負担するという会社税務の根本原理から、申告・納税・法人税・住民税・事業税の考え方の違い、節税という観点から考えた実務ポイントまで、広く浅く、しかし理解の要点は押さえて書かれているのが良いと思います。
    講義の語り口調で書かれており、理論や理屈先行ではないのも好感が持てます。

    勿論、この1冊で全てOKという内容ではなく、特に経理関係者には全く不十分な内容ですので、この本を踏み台(基礎)にしてより難解な専門書を読み解いていくのが、この本の正しい使い方ではないでしょうか。
    経理外の方にとってはこの1冊だけでも十分だと思いますが。

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