小泉武夫の料理道楽食い道楽

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532194321

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読むものじゃなかった。
    一日に3話分くらいづつ読むのが私にはよかったんだろうな。

  • まぐろの味噌漬け茶漬け作ってみよう。
    どれもおいしそうでそそられる。
    「醤油が囃したてる」なんて表現が面白かった。

  • 「小泉武夫の料理道楽食い道楽」5

    著者 小泉武夫
    出版 日経ビジネス人文庫

    p273より引用
    “すると、こんな美味しいものは生きてなければ味わえない、
    俺は死ぬなんていやだ、絶対に行き続けて毎日の食事を楽しもう、
    なんて気になって、実は最後の晩餐の意味は、
    毎日からの一食一食が生きる糧として大切なのだ、
    ということを悟らせてくれるのであります。”

    発酵学者である著者による、
    食べ物に関するエッセイをまとめた一冊。
    身近な立喰そばから幻の魚まで、
    著者の食のボキャブラリーの多彩さに、
    読んでいるだけでお腹が空きます。

    上記の引用は、
    最後の晩餐についての締めの一文。
    自分の死について考える事によって、
    生きる力が湧いてくるというのは面白い話だなと思います。
    毎日おいしく食事が出来るありがたみを、
    今ほど本気で感じる時期は無いのではないでしょうか。
    p151の立喰そばの項を読んでいて思いましたが、
    みんなで一緒に立って食事をするというのは、
    一種立食パーティなのではないかなと。
    電車で通勤した事が無く、
    立喰そばを食べたのは何時の事かわからないような私の、
    勝手な妄想ですが。

    ーーーーー

  • 2008/12/4 Amazonにて購入
    2009/5/29〜6/4
    移動中用の小泉武夫著「小泉武夫の料理道楽 食い道楽」を帰宅電車内にて読了。
    相変わらず食に対する好奇心旺盛な小泉節が満開。今回も沢山美味しそうなものがあったが、油揚げの素焼きが一番食べたくなった。焼いてしょうがのすりおろしとしょうゆ、または焼いて大根おろしとしょうゆにくぐらせる調理は簡単なもの。香ばしい匂いがただよってきそうだ。

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著者プロフィール

小泉武夫(こいずみ・たけお):1943年、福島県の造り酒屋に生まれる。東京農業大学名誉教授。専門は醸造学・発酵学・食文化論。専門的な話を、分かりやすく伝える達人。また食の未来を中心に、日本が抱える多くの大問題に挑んでいることから、「箸(★正字)を持った憂国の士」と評される。140冊を超える著作があり、小説も『猟師の肉は腐らない』、『魚は粗がいちばん旨い』など、専門的な知識に裏付けられた独自の作品が多数ある。


「2023年 『熊の肉には飴があう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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