- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532194994
作品紹介・あらすじ
国家戦略、経営戦略には孫子、クラウゼヴィッツなど古今東西の軍事戦略家の考えが応用されているが、本当に理解されているのか?古今東西の軍事戦略の50の名著を精選し、そのエッセンスを背景も含めてわかりやすく解説する軍事戦略ガイド。
感想・レビュー・書評
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戦争論の名著 50冊を紹介したダイジェスト版。
軍事関係、戦争論を読むためには、このような本を最初に読んで、それを元に読み進めることがよいかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「戦略に興味があるけどどんな本を読んだらいいかわからない〜」という方のための読者ガイドです。
一見、戦略とは関係がなさそうな「三國志」や「戦争と平和」といった本も取り上げられており、戦略論とは学際的な学問であることが分かるでしょう。
中にはかなり高度な内容の本や未訳のものが含まれており、まったくの初心者向けではありませんが、これらの書籍の概要を把握するには十分です。 -
戦略というものを研究するにあたって有用な古今の名著をダイジェスト風に紹介したもの。とっかかりにはとても便利だと思われる。ただし、とっかかり、ダイジェストと馬鹿にしていると痛い目にあうかもしれない。こういうものをまじめに考察する素地がないと結構難しいよ。
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古い孫子やら古代ギリシャぐらいから、ついこないだ翻訳されて読んだばっかの戦争の変遷とかまで紹介されてる。
エッセンスをわかりやすくって感じなんで入門書みたいな。隙間時間に少しずつ読めてよかった。 -
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古今東西の軍事戦略の50の名著を精選し、そのエッセンスを背景も含めてわかりやすく解説する軍事戦略ガイド。
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これもブックリスト用にゲット。
・ハワード「第一次世界大戦」
・リデルハートとリベラルな戦争論
・毛沢東「遊撃理論」
・マハン「海上権力史論」
・キッシンジャー「回復された平和」あたりに興味あり。
だが、良く見てみると「リデルハート・・・」はこの本の編集者の著書じゃないか!ま、いいんだけどね。 -
数多く存在する戦争についての名著を広く紹介する本。一冊につき、2,3ページで概説するため、自分の興味のある本を広く知ることができる。日本語で読める戦争論の本はほぼ網羅されているのだと思う。
戦略について知るには、やはりクラウゼヴィッツは必読書なのだと痛感した。欧米の戦略論は、ほぼ全てクラウゼヴィッツの影響を受けているとされているため、クラウゼヴィッツが戦略論におけるパラダイムシフトなのだと思う。「戦争とは人類が営む一つの大きな社会現象なのである」「戦争とは外交とは異なる手段を用いて政治的交渉を継続する行為にすぎない」「戦争は政治の一つの表現」等のフレーズは、とても印象深かった。
本書を読んで、クラウゼヴィッツはもちろん、マイケル・ハワード、ピーター・パレット、リデルハート、マハンは是非読みたいと思った。 -
登録していたけど、別の場所で、オススメを見たので+1 2014/06/23