CoCo壱番屋答えはすべてお客様の声にあり
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2010年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532195625
感想・レビュー・書評
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宗次徳治さんの動画を見る機会があり、トークがすごく興味深い内容で印象に残ったので是非著書も読んでみたいなぁと思い、カバーの色が目を引く本書を読むことに。
宗次さんは本書で何度も、自分は経営者として特に突出した部分はないと仰っておられますが、5時出勤、勤務開始前にお客様アンケートを読み込むことを退任されるまでずっと続けておられ、そもそも自分が決めたことをブレずにずっと続けるという事は分かってはいても中々継続できることじゃないと思うので十分経営者として突出されてる様な気がします。
また、カリスマを謳う経営者が書く自己啓発本が書店に多く並ぶ中、お客様からの声にずっと耳を傾け続けるという接客業の本質をついている本書の方がずっと実用的だと思いました。
ただ内容的に、宗次さんの理念や思想というより、お客様アンケートについて重きが置かれてたので若干の物足りなさもあり星1つ減らしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今日(4/18)、出先で買いました。美味しそうなカレーの表紙に惹かれたわけではありませんよ。
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CoCo壱番屋が好きなので思わず購入。
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株式会社壱番屋の創業者である宗次徳二氏の「お客様第一主義」の徹底ぶりが良く分かる本です。
「お客様の声に耳を傾ける」という行為が、他の企業とは一線を画していると感じました。
例えばアンケートでは、お客様のご意見、日時、時間帯、年齢、性別を全て記録し、覚えていることが衝撃的でした。
その徹底したこだわりが、CoCo壱番屋をあれだけ成長させたのだなと納得しました。 -
673.9
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飲食店の経営者には、きっと参考になる、宗次さんの考え方が記されています。
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CoCo壱番館の創業者の本。
[参考になった点]
■顧客視点・顧客密着が大切だが、徹底して実践出来ている企業は少ない。そのオペレーション・ノウハウが、模倣困難性となつているようだ。
■最初の店舗は2流立地だった。しかし口コミで顧客が増えた。口コミに勝る広告なし。
[参考にならなかった点]
■中採でしかとらなかったが、人材難に対してどのようなマネジメントしたのかり明記なし。 -
<閲覧スタッフより>
CoCo壱番屋の創業者である宗次氏が著者。成功のカギとなったのは“アンケート葉書”。お客様からの生の声からどう活かし学んでいったのかが一番読みごたえのある所です。ぜひ読んでみてください♪
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所在記号:文庫||673.9||ムネ
資料番号:10209654
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顧客本位を徹底すれば、立地はあまり関係ないことが伝わってきた。悪い立地の方が多店舗展開しやすく、苦労してお客さんが増えていく過程を体験できる。これには納得!またモノをサービスでオマケし、お客様に媚びる事をしない。ポリシーが感じられた。企業哲学としての「理論より実践」は強く見習うべき点だ。最後に、プラス思考で働く事の重要性が説かれていた。肝に命じたいと思う。
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タイトルの通り、ココイチのお客様から届いた声を中心に飲食ビジネスや接客業そしてフランチャイズの難しさを説く一冊。たぶん半分近くがお客様の声なんだろうけど、けっこう生々しい声が多くて、あぁこういうのあるある、というのが非常に説得力がある。それに対して言い訳をせずに真っ向から向き合っているのがすごい。成功の秘訣とかそういうのというより、ひたむきにひとつずつやった結果、というのは嘘ではなさそう。
テレビでは奥さんがだいぶ強烈なキャラだったから、そちらとうまくバランスが取れていたんだろうなぁ。