LEAN IN: 女性、仕事、リーダーへの意欲

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532198763

作品紹介・あらすじ

全世界で160万部突破!
フェイスブックのCOOが書いた大ベストセラーが、ついに文庫化

幸せとキャリアは
両立できる!

■新規大卒者の50%が女性となってから30年が経過したにもかかわらず、いまだにアメリカの政府や企業のリーダーの大多数は男性です。つまり、社会生活に大きな影響を与える決定において、女性の声が平等に反映されにくい状況が続いているのです。この問題は、日本ではより顕著です。なぜ女性リーダーが生まれにくいのでしょう? その原因はどこにあるのでしょう?

■フォーチュン誌の「世界で最も有力な女性50人」、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選出されたフェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグが、女性たちのポテンシャルをすべて引き出し、自分の幸せとキャリア上の成功を手に入れるための方法をお教えします。

■会社での交渉術、メンターの見つけ方、よいキャリア設計、「すべてを手に入れる」という発想をやめる……など、実際的なノウハウを、自分のキャリアと家庭生活と子育てを振り返りながら伝授します。TEDで200万回以上も視聴された動画から生まれた本書は、自分の目標に向かって一歩踏み出し、全力でゴールをめざす女性たちへ、また平等な世界を築きたいと考えている男性たちへ贈る強いメッセージです。

■マーク・ザッカーバーグ推薦!
「この本は、とりわけ男性に読んでもらいたい。
とくにより良いリーダーに、
より優れたリーダーになりたい人たちにお勧めである」

感想・レビュー・書評

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  • ・怖がらず始める。
    ・女性は低めに考える傾向あり、自分のレベルが低いと感じている。
    ・メンターとの共有が必要。

  • 職場の女性対象研修の課題図書として出合った本。フォーチュン誌の「世界で最も有力な女性50人」に選ばれ、フェイスブックのCOOを務める女性でさえ、自分に自信が持てないインポスター症候群に悩まされたということに驚いた。そして、重要な会議は男性ばかりで女性の声が反映されにくい。出版から10年経っているが、日本はまだここに書かれている状況のままだ。一歩踏み出したいと思っている女性やジェンダー平等に関心がある男性にお勧めしたい。(れ)

  • 全ての女性が仕事上の成功を望むわけではなきき、すべての女性が子供をほしがるわけではないし、すべての女性が両方を求めるわけではない。地位や権力に興味のない女性もいる。
    それぞれに行きたい人生がある。

    ユーモアと愛情をもって支え合える関係

  • 仕事と家事、育児どれも完璧にやろうと思わなくていい。男も女もどちらも半々やれば夫婦仲も良くなる。
    すべて完璧にやらなくては、と気負って精神的にも体力的にもしんどくなりそうなところを、もっと力は抜きつつ、ただどちらも諦めず貪欲になっていい、という勇気をもらえる本。
    原書で再読したい。

  • 男性は将来を期待され評価されるが、女性は過去の実績で評価される、男性は上司へのアピールが上手いが女性は自分に自信がない人が多い。物凄く共感。
    女性活躍と騒がれているが、評価する上の人は男性ばかりで、その奥様も専業主婦の人が圧倒的に多い。
    そんな上の人たちが、本当に女性を評価できるか疑問に思っていたが、この本を読んでやっぱりバイアスが掛かることってあるよねと思った。それはそれで仕方なし。未婚、既婚、子あり、子なし、性別に関わらず、皆が同等に活躍できる時代は自分たちが作るしかない。

  • 自分は男だが、女性が読めば共感し男性が読めば心当たりから身につまされる内容だと思う。表向きは男女平等と言われ長年経過しているが、本質的には平等ではなく、明確に区別されているのだと思う。自分自身も自分の家族も含め女性のことを何も理解していなかったのだと感じたし、男性こそ読むべき本だと思う。

    以下、備忘しておきたい一文。
    ・ステレオタイプやバイアスが決意を問わずすべての人が認め、理解しなければならない。男女の違いを無視するのではなく、それを受け入れ、乗り越えていくことが望まれる。

  • 職場復帰前に読めて良かった。
    本書を読んで子供が産まれたら、パートナーとの協力なくして自分の望むキャリアは作れないなと思い、さっそくパートナーと話し合いをすることができた。

    自分の子ども達が将来働いて、家庭を持った時に1番参考になるのは両親であると思うし、
    家事や子育ては女性がするものではなく夫婦で助け合っていくものだと見せていくことも大事な教育だと思えた。
    今後もパートナーと建設的な話し合いをしていきたい。

    本書は彼女自身の葛藤したエピソードが沢山書かれており、日本の現状にとても当てはまることが多くジェンダーバイアスが周囲にまだ強く根付いてあるなと感じた。
    自分自身も無意識にジェンダーバイアスを持っていないか問いかけながら、固定概念にとらわれず、ひとりひとりを「個」として向き合っていく意識を持ちたい。

  • 産休を目の前に控えて、色々考えることがあり手に取った。
    読んでいて、自身がどれだけ無意識のバイアスにとらえられているかがよく分かった。自分の仕事でも勿論、これから子育てするにあたって、子供にはそのような偏見を植え付けず、周りの視線を気にせず何にでも挑戦するような子供に育てたい。

  • 高校2年生の夏休み、市立図書館でたまたま手にとって読んでみたのをはっきり覚えてる。

    「英語」「国際交流」を積極的に勉強していて、将来は絶対外交官や国際的な組織で働くんだと思ってた私に大きな影響を与えてくれた大切な本。

    いわゆるキャリアウーマンになりたかった17歳の私にシェリル・サンドバーグという人はあまりに偉大で、でも同じ女性として、これから私の人生でも直面するんだろうなという子育てやrelationshipなどの悩みは親近感のあるもので読んでいて楽しかった。

    残念ながら当時抱いていた夢は叶わなかったけど、今でも英語(外国語)学習は続けていて、英語を使う副業を始めたり、海外に飛び出す準備を始めたので、あの頃の私が嬉しくなるような生き方をしたいな。

  • 勇気が出るし、うまくいく交渉の仕方などすぐできるビジネススキルも役立つ。

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著者プロフィール

フェイスブックCOO リーン・イン基金理事長
フェイスブックに加わる前は、グーグルでグローバル・オンライン・セールスおよびオペレーション担当副社長、財務省首席補佐官を歴任。マッキンゼーでコンサルタント、世界銀行で調査アシスタントとして働いた経験もある。ハーバード大学にて経済学の学位、ハーバード・ビジネススクールにて経営学修士(MBA)を取得。

「2018年 『LEAN IN(リーン・イン)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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