渋沢栄一 人生とお金の教室

  • 日経BPM(日本経済新聞出版本部)
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532199630

作品紹介・あらすじ

16歳の少年がタイムスリップした幕末。そこに現れたのは、あの渋沢栄一だった。
渋沢の心と共に現代に戻った少年は、令和を代表する実業家になっていく。

「この本だったら、大谷翔平など若手達もわかるかもしれない。高校生が八咫烏になって現代からタイムスリップする……そんなストーリーは、選手達にもわかりやすかいもしれないと感じました」――栗山英樹・日本ハムファイターズ監督

『渋沢栄一の経営教室』(2014年・当社刊)を改題して文庫化。本書は、ドラッカーも絶賛する実業家・渋沢栄一の生きた時代にタイムスリップした16歳の高校生が、現代に戻って「令和の渋沢」になる物語。夢をつかんだ少年のドラマに、『論語と算盤』など渋沢流マネジメント哲学のエッセンスを凝縮。新1万円札の肖像になる渋沢栄一の魅力のすべてがわかる一冊である。

著者は、数多くのドラマを手がけてきた香取氏と、累計100万部のベストセラー『天国の本屋』の作者の一人・田中氏。各章末には渋沢流マネジメントの要諦を記した「シブ・ノート」を付けポイントを整理、渋沢との対話を通じて「志とは何か」「?働くとはどういうことなのか」「?起業とは、経営とは何か」?を感じ、学ぶことのできる、ドラマチックな展開の中に笑いあり、涙ありの物語である。

本書のストーリー……
脱サラ・起業した会社が倒産し、5億の借金を残し姿をくらました父。進学を諦め定時制に編入した16歳の大河原渋(シブ)は、重い心臓病の母の治療費を捻出するため必死でアルバイトをする。そんなある日、不思議な夢に導かれ父の残した段ボールを整理していると、書き込みだらけの渋沢栄一の本と「渋沢語録」と書かれたノートを見つける。母を救うため起業を決意したシブだったが、ある事故から幕末にタイムスリップしてしまう。小さな八咫烏に姿を変えたシブは、渋沢栄一に拾われる。
幕末から明治の8年間を栄一のもとで過ごしたシブだったが、栄一と対立する大久保利通派の浪士に襲われ気絶する。再び目をさましたのは、事故から1週間後の現代だった。21世紀に戻ったシブは、定時制で知り合った仲間と起業に挑む。心の中に生き続ける栄一と(父と)対話をしながら……

感想・レビュー・書評

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  • 渋沢栄一の大事にしていたポイントが興味深いストーリーの中で上手く語られている。八咫烏になって栄一とともにする。
    世の中のためにならないとダメ。国家利益の次に自己利益。
    渋沢栄一の経営教室を改題したもの

  • 残念なことに、あまり面白くなかったです。

    その理由として、資金集めの方法がむちゃくちゃすぎて(むちゃくちゃラッキー)渋沢栄一のエッセンスを感じれなかったです。

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著者プロフィール

脚本家・作家。日本放送作家協会理事。
1942年東京生まれ。東京外国語大学ロシア科卒。NHK(報道、ドラマ)をへて作家・脚本家に。ドラマ脚本に『山河燃ゆ』(NHK大河ドラマ:共同脚本)、『私生活』(NHK:短編ドラマシリーズ)、『静寂の声』(テレビ朝日系)、『さすらい刑事』(テレビ朝日)、『あゝ専業主夫』(TBS系)など。

「2019年 『渋沢栄一 人生とお金の教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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