- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532260118
感想・レビュー・書評
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便意を催してトイレに行ってもオナラしかでず、漢方薬がないと出せないようになって、この本を手に取った。このまま放置すると、大腸癌になるかもしれないというリスクを知った。著者の提案は、「プロバイティクスを食習慣に」、具体的には「トクホのヨーグルトをいろいろ試して、自分に合ってる(快便になる)ものを毎日食べて、腸内の善玉菌を増やすこと」と、さらに「善玉菌の栄養になる食物繊維とオリゴ糖を摂ること」だ。
ためになる本だと思うが、⭐️⭐️⭐️評価なのは、書いてあることのどこが客観的事実で、どこが著者の主観・仮説なのかが、よくわからないからだ。これ、学生が論文を書くときに、必ず教官や先輩に教わる一丁目一番地のはずなのだが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食生活を見直すよい契機になりました!!意識して硬い食べ物も食べようと思います!!
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著者の「ウンココミュニケーション」が面白かったので、他の本もと読んだもの。
こちらも、辨野博士長年の研究成果等のデータを絡め腸と健康に関連する話が出ている。
長寿で有名な沖縄は、食生活の激変で若年層が先に亡くなる現象が起きているから、今の高齢者がいなくなると長寿県じゃなくなるかもしれない、とか減塩運動で長寿県になった長野県とか、なるほどなあと思う。
また自身の身体をはっての肉だけ生活実験の話など、体験談はやはりわかりやすい。
著者は「うんち日記」を推奨しており、「食育」より「糞育」をと提唱しているが、そうなれば、子供はちゃんと朝家出る前にうんちが出せるだろうし、学校でしたくなってもできないなんてことにならないのではないかと思う。
最後にはペットの話や、食料難の話まであり、健康な生活が地球にも優しいとなった。生き物って凄いと思う。