仕事オンチな働き者

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.11
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本棚登録 : 395
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532261160

感想・レビュー・書評

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  • 時間消費社会
    他人のKPIに乗せる
    すべては want に規定される
    大事なことはすべて教科書が教えてくれる
    優れた体験談とその教訓を語る

  • wantがどちらにむいているか、仕事(これをやりたい)か理念(同僚などの尊敬を優先するというのも入る。)か金(とりあえずもらえるだけもらっとく)かってことを考えなきゃいけないけれど、それを越えて好奇心というもので引きつける手段が物語で、それこそが付加価値。

    そのためには最低限の知識や経験はいるし、腹括ったり、危機感という背中の押し役やトレンドを感じるのも必要って感じかな?

  • "残念な人の思考法"の続編

    気になったのは「日本は満たされすぎていてニーズがない」
    (最近、先輩とよく話す話題)

    世の中に必要なモノやサービスを生産するのに必要な労働力は実際に働く人の労働力を上回ってしまってる。

    そして今、喉から手が出るほど欲しいものってそんなに無い現実がある。(モノに満たされている。)

    かつて3C(Car,Colar TV,Cooler )と呼ばれ皆があこがれ、目指すようなものはない。
    (32型薄型テレビは3.5万円で買えてしまう。バイトで買える。ユニクロで高品質の服、ファミレスでとてもおいしいご飯が安く食べられる。)

    今の日本は時間もお金も余っている。
    だからといって働かないで生活をするのはおそらく精神衛生上よくないことも自明。
    途上国からすれば贅沢な悩みではあるが、これが日本の現状だ。

    こんな環境化で日本がしなくてはいけないことは何か?をいろいろな切り口から考察したのが本書である。

    今の日本でお金や時間をかけたいと思うニーズを見つけられる人がビジネスを引っ張っていくのだろう。
    (AKBなんかはその際たる例なのかもしれない。投票権入りのCDを千枚単位で買うくらい燃えさせる何かを自分も生み出してみたい。)

  • 期待した感じではなかったです…

    もっと、仕事音痴な人はこうでこうで、だからこうしてこうしたらいいやよ!
    といった内容かと思っていたので、
    不意打ちでした!笑

    結局仕事音痴な人はどうしたらいいのか、腑に落ちないまま読み終えてしまいました…。

  • 価値ある時間とはなにか、考えてしまう。

  • エッセイのような文体でスラスラ読めた。著者の実体験や具体例が多くわかりやすい。人を惹きつける話し方についてはとても納得できたので是非参考にしたい。

  • 自由研究にゲーム作成
    時間消費社会
    ムダな時間をなくしても…
    やりたいことが一番エネルギーがある

  • 通勤中の暇つぶしに購入した本。

    一番最初の『残念な人の思考法』の方が面白かった気がする。ただ、幾つかなるほどと思うポイントも散見。以下、印象に残ってる箇所を適当に抜粋。

    •日本というのはオペレーション•エクセレンスの国ではないのか。直訳すると、「手続き的なやり方に優位性がある」ということだが、その意図するところはつまり様式美の国である、ということだ。

    •実は衰退というのは「型にはまっていること」に美しさを感じるという面もあるのではないかと思う。(中略)社会も企業も、成長する過程で標準化が必要になる。成長期には常にその標準自体を見直していくのだが、その標準自体が固定化し価値を持ち始める-つまり様式美となる-ことが衰退の兆候なのではないだろうか。

    •「実績をあげているメンバーは、どれだけ忙しくても新規開拓はしてるよ。だめなヤツは時間があってもやらない。忙しいのを言い訳にしてるだけなんだよ。たとえば、ある客先は取引が大きいけど、Bクラスの営業マンに担当させている。営業が行ったところで量と納期の調整をしてるだけだから。別に誰が行ったって売上が上がるよ。英尿成績はね、時間は関係ないよ。」

  • 自分の働き方が残念なことになってるんじゃないだろうか。。。そんな疑念を持ってしまったので、本棚に。

  • 最低限度の生活は年300万で足りる。

    楽しい時間つぶしが求められている=時間消費社会

    WANTがいちばん強い=求められる品質基準が高い=テレビ番組

    小・中学校で習うこと程度は職業生活の基本
    論理的文章・図式・グラフ化など

    ゲームで義務教育を教えたら?


    ストーリーでメッセージを落とし込むワザ

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著者プロフィール

知識工房 代表取締役社長
東京大学経済学部卒。1994年アクセンチュア入社。2003年にコンサルティング会社 知識工房を設立。チェンジマネジメント、組織・業務革新、ナレッジマネジメント、e-ラーニングによる人材革新など、人材、組織に関するコンサルティング、および研究活動を行う。2010年『残念な人の思考法』が30万部突破のベストセラーに。

「2021年 『父さんが子供たちに7時間で教える株とお金儲けの教養。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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