「IT断食」のすすめ

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532261405

作品紹介・あらすじ

大量のゴミメールに、時間ばかり取られるパワポ資料。現場を忘れた技術者に顧客と会わない営業マン-生産性を向上させるはずのITに、みんなが振り回され、疲弊している不条理。深く、静かに進行する「IT中毒」の実態を明らかにし、組織と現場の力を取り戻す方法を解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 共感することばかりだつた。これが10年以上前に書かれたものとは思えず、今、まさに直面している内容だった。

  • ふむ

  • 未感想

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    プロローグーIT中毒者たちの“多忙”な日常/第1章 本当は恐ろしい職場のIT/第2章 世代で異なる副作用/第3章 「IT黒船来襲」に踊る人々/第4章 依存症克服への「処方箋」/エピローグー中毒症状を乗り越えて

  • まあ、名前通りの話ではある。
    もっと個人としてどう断食するかという話なんだろうと想定してたが、どちらかというと企業として何をすべきかどう取り組むべきかといった方向だった。

    ちょっと期待した話とはちがったし、別にそれほど目新しいものもなかった。

  • ITを使いこなしていると思う人ほど一度立ち止まって読みたい本。
    最先端のIT企業著者が書いているのが説得力がある


  • 役員の話からおとりよせ

    ○プレゼン
    トヨタでは、紙1枚に制限

    ○摂取過剰
    情報は、「現場」「現物」「現実」の「三現主義」で

    ○「パソコン1人1台」投資当時のメリットと現実
    ・ホワイトカラーの生産性が大幅に向上・・・未達
    ・経営革新が実現し、素晴らしい会社になる・・・未達
    ・付加価値が高く、より創造的な仕事に専念できる・・・未達

  • ICF:Information and Communicatoin Flood
    BLT:バカのロングテール

  • 【要約】
    IT化の弊害を的確に指摘し、現代のIT依存症ともいえる社会に警鐘を鳴らすと共に、その打開策までも提示したビジネス書。

    【感想】
    読めば頷ける内容が多く、仕事に対して何かモヤモヤしている若手ビジネスマンにはいいかもしれません。

  • これまで薄々感じていたが、言語化できていなかった、IT化の弊害を見事に書ききってくれている良書。この内容を踏まえて、ITに溺れないように、自分を戒めていきたいと思う。


    ・膨大なデータから導き出される、当たり前すぎる結論
    ・仕事をするということは、判断を積み重ね、決断し、行動することの長い連鎖。
    ・読み解く力
    ・現場感のない定量情報
    ・2003年、2004年入社の社員あたりから変わった。
    ・表面的には業務は滞らない。
    ・IT中毒から中間管理職を救えるのは経営幹部層だけ。
    ・ITをツールのポジションに戻す。
    ・多く、早く知りたい。対話したい。人間の根源的な欲求。
    ・「でわ」のかみ
    ・未達。生産性向上、経営革新、付加価値アップ。
    ・現場の声は全体最適にならない。
    ・CCに入れた人に、内容を確認してどうして欲しいのかを記載する。
    ・紙一枚主義
    ・もし止まったときにも手で動かせるようにしておく。
    ・目的、概要、所感。所感からつぎに欲しいを先取りする。

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著者プロフィール

遠藤 功(エンドウ イサオ)
株式会社シナ・コーポレーション代表取締役
早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、複数の外資系戦略コンサルティング会社を経て、現職。2006年から2016年まで早稲田大学ビジネススクール教授を務めた。2020年6月末にローランド・ベルガー会長を退任。同年7月より「無所属」の独立コンサルタントとして活動している。多くの企業で社外取締役、経営顧問を務め、次世代リーダー育成の企業研修にも携わっている。
株式会社良品計画社外取締役。SOMPOホールディングス株式会社社外取締役。株式会社ネクステージ社外取締役。株式会社ドリーム・アーツ社外取締役。株式会社マザーハウス社外取締役。
15万部を超えるロングセラーである『現場力を鍛える』『見える化』(いずれも東洋経済新報社)をはじめ、『現場論』『生きている会社 死んでいる会社』(いずれも東洋経済新報社)『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)『ガリガリ君の秘密』(日経ビジネス人文庫)など、ベストセラー書籍多数。

「2022年 『「カルチャー」を経営のど真ん中に据える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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