- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532263829
作品紹介・あらすじ
女性活躍推進から5年、働く女性の「格差」は広がっている?
子アリ子ナシ、正社員と非正規社員、20代若手社員と40代50代ベテラン社員、大企業と中小企業……
同じ働く女性とはいえ立場に応じて大きく変わる、彼女たちの仕事への意識について、
日経編集委員が、数々の企業取材からルポします。
また、女性が活躍する企業の秘密について、先行事例を挙げつつ紹介。
働く女性当事者だけでなく、管理職や人事部、経営層も必読の書です。
感想・レビュー・書評
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一気読み。
日本の実態はこんな感じなのだろう。
ガラスのハイヒールとはよく言ったもので。
やっぱり、既得権益は守ろうって無意識に
思うんだろう。 -
「正社員の女性の7割が、自分を”負け組”だと思っている」というデータがあるほど、実感が伴っていない日本の女性活躍推進。その原因と対策について、様々な状況の40人の女性たちの本音を取材し、対策を提言する1冊。
「資生堂インパクト」を書いた日経新聞の編集委員石塚由紀夫氏の2冊目の著書です。女性活躍を取材テーマとしている著者による当事者たちへの丹念な取材によるルポタージュです。
「女性活躍推進法」のもとでの軋轢、"外れている"と感じる専業主婦や非正規雇用の女性、、、立場や状況によって課題が一人一人異なることは、”ママ”として生活していれば日々経験したり、見聞することですが、非当事者(本著の想定読者である男性の経営者や男性リーダー)は、まず何に困っているのかすら見当がつかないため、「女性だから〜男性だから〜」と全体論にして身構えてしまう。だから、本著のようなルポ形式で生身の人間の本音として伝える、というのは大切なことだと感じました。
著者は、個人に属するレベルも含め様々な課題を認識したうえで、それでも「女性」が活躍できるようにすることが日本にとって重要だ、と断言しています。当たり前のことですが、これをデータで示し、論理で示し、理性と感情に訴えと、何度でも言い続け、継続していかないと、これまで続いてきたやり方は変えられないのだと、改めて感じました。 -
女性の働く上で生じている男性社会との軋轢を書く本
わかりつつも、女性に対して配慮してあげよう。みたいなのが多すぎる気もする。してあげる存在すぎるなあと。フラットに交流したい。 -
2003年に次世代育成支援対策推進法(次世代法)
→2005から企業に行動計画を義務付け
→企業に仕事と子育ての両立を迫る
1986年男女雇用機会均等法
1992年育児休業法
夫が育児をしない「ワンオペ育児」 -
東2法経図・6F開架 B1/9/382/K