どうする地方創生 2020年からの新スキーム (日経プレミアシリーズ)

  • 日本経済新聞出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532263881

作品紹介・あらすじ

人口減少や少子高齢化が進行する中、「地方消滅」の危機が迫ります。政府も、「まち・ひと・しごと創生本部」を立ち上げて対応を急ぎ、全国自治体がビジョンや戦略を策定したが、なかなか実効性のある地方創生の「次世代モデル」が見えてきません、それはなぜか――。

本書は、地方創生総括官として陣頭指揮をとった山崎氏をはじめ、財政の専門家の小黒一正氏をはじめ、財政、社会保障、地域振興の専門家が、地方創生が直面する課題とこれから向かうべき道について、「本音ベース」で語り尽くす書籍です。

「人が集まらない昭和モデルの街づくり」「旧来の発想から脱しきれないリーダー」「コンセンサスが得られず、一体感を作り出せない地域」など厳しい現実の課題を語りつつ、どうすれば実効性のある地方創生が実現できるのか、具体的事例も交えながら語り尽くします。

感想・レビュー・書評

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  • 上から目線の内容が多くて参考にしにくい

  • 地方創生における歴史と現状について書かれた本。結局は儲からないから企業が参加せず、個人も参加しない。だからさびれ、より企業が参加しない…
    成功モデルを作り、継続的な発信が必要と感じた。

  • 東2法経図・6F開架:B1/9/388/K

  • 20190118読了

  • 「まち」「ひと」「しごと」を創生する施策の具体例が多く載っていて面白かった。
    鼎談形式を採っており誰かが特定の意見を述べた際、必ず他の方が予想される問題点と対案を示している。このため議論にバランスが取れており、(珍しく?)座談会形式の書籍の良い点が出ていると感じた。

  • 討論会をまとめたものなので、何か結論があるわけではない。特に目新しいものはなかったが本書を通じて、判断と決断、選択と集中ができる都市が生き残るのだと改めて思った。
    あと、うちの事業も(3行だけ)取り上げられていた笑

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著者プロフィール

1954年、山口県生まれ。78年に東京大学法学部卒業後、厚生省(現・厚生労働省)入省。厚生省高齢者介護対策本部次長、内閣府政策統括官、内閣総理大臣秘書官、厚労省社会・援護局長、内閣官房地方創生総括官を歴任した後、2018年7月から21年11月まで駐リトアニア特命全権大使を務めた。この間、介護保険の立案から施行まで関わったほか、若年雇用対策、生活困窮者支援、少子化対策、地方創生などを担当。21年9月、リトアニア政府より功績により外交スター勲章を授与された。著書に『人口減少と社会保障』(中公新書、2017年)、『どうする地方創生』(共編著、日本経済新聞出版、2018年)、『新装版・介護保険制度史』(共著、東洋経済新報社、2019年)などがある。

「2021年 『人口戦略法案』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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