文系・理系対談 日本のタコ壺社会

  • 日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532264475

作品紹介・あらすじ

知的興奮を呼ぶ、まったく新しい日本論!

文系・理系両極のキャリアを重ねた麻布卒の同期生による、この国の閉塞感の原因を問い、その解決策を考える対談集。

このままで日本は本当に大丈夫なのか、必要な改革がなかなか進まない原因はどこにあるのか、我々が皆、自身の属する閉鎖的な組織(タコ壺)にどっぷりつかり、内輪のルールや「空気」に従うのが当然だと思っていることに原因があるのではないか――。

文系・理系の無意味な「区別」への疑問を端緒に、タテ割りを排し、既得権に切り込み、現状を打開するための方策を考える。

【目次構成】
第1章 文系・理系の区別はタコ壺社会の出発点
第2章 理系の問題は何か
第3章 文系の問題は何か
第4章 文系・理系共通に必要な数学力と語学力
第5章 大学とタコ壺社会

感想・レビュー・書評

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  • 文系、理系それぞれで位極めた麻布同級生二人の放談・・だな。もう少し深い議論があってもよさそうだったが、日経読者のマスにターゲッティングすると、この程度なのかな。ふたりとも、自分たちが極めた組織の体制にまだまだ引きずられた射程しか提示していないという感じを受けた。

  • 東2法経図・6F開架:B1/9/447/K

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著者プロフィール

1956年生まれ。麻布高校・東京大学理学部卒業。高エネルギー素粒子物理学。米国スタンフォード大学線形加速器研究所での研究で博士号取得後、東京大学理学部助手、米国ローレンスバークレー研究所研究員、東京大学大学院理学系研究科教授、同研究科長・理学部長を経て、2014年から東京大学副学長。著書に『素粒子の物理』(東京大学出版会2006年)。

「2020年 『文系・理系対談 日本のタコ壺社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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