ミュージアムが都市を再生する: 経営と評価の実践
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2003年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532310929
作品紹介・あらすじ
多彩な人材と産業を引き寄せ、地域の潜在力を掘り起こす-ミュージアムは社会を変革する起爆剤だ!+経済人も文化人も行政関係者も必読。美術館や博物館など文化施設の存在価値を経済的視点から解き明かし、これからの経営戦略と正しい評価手法を示す。
感想・レビュー・書評
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美術
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ミュージアムの経営について、そして日本の都市経営や国家への意味について体系立って論じた書籍。まず、ケースの量が非常に多く分かりやすい。第二に、視野は資本主義の未来や都市についてまでを含んでいる非常に広大なもので洞察力に富む。第三に、ミュージアムという最も経営が困難な産業を解説することで、経営学や行政評価の参考書としても良書になっている。文句なしの☆5つ。
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2冊
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課題図書。第1章が特におもしろい。
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博物館の運営を経営的な視点で見た本。独法化の中で、博物館も自分で経営していかなければならなくなってきた。博物館が設けるという感覚はなかったが、読んでいく中で博物館の可能性を感じた。博物館自身で儲けを出し、円滑な経営を進めるだけでなく地域活性化に一役買うかもしれない。この本を読んで博物館への認識が変わった。
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著者の一人である上山氏は行政経営改革の第一人者であるが、やみくもな効率化論や民営化論は本書では採られていない。むしろ、ミュージアムの社会的意義を高く評価し、その役割を非常に広く捉えた上で議論が展開されている。
http://d.hatena.ne.jp/hachiro86/20070329#p1 -
2008/2
ミュージアムというものはあまり日本社会では重要視されていない。ただ、海外の例などを見本にとり、これからの文化行政について、自治体だけでなく民間の力を使ってもっと活性化すべきと述べている。 -
分類=博物館・美術館・まちづくり。03年12月。
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勉強になり、面白い本です。
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読んでないけど読みたい本。