会計不正: 会社の「常識」監査人の「論理」

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532313944

感想・レビュー・書評

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  • 会計不正がなぜ起こるのかを解説した本なのだが、

    会社の「常識」→
    ・企業は不正の誘惑には勝てない
    ・社会の仕組みを悪用しようとする経営者がいる
    ・企業がもっと開示すれば不正は防げる
    監査人の「論理」→
    ・監査人は企業から提出された資料を基に監査するだけだから不正なんか見つけられない
    ・優秀な会計士が少ない
    ・そもそも会計士の数、監査時間が足りていない

    と、どれも「企業が悪い。監査人は悪くない。」の一点張り。

    言いたいことはわかるけど、それをわざわざこんな分厚い本にしなくてもいいかな。
    会計士の飲み屋での愚痴レベルでしかないよ。

  • ■会計不正
    1.会計不正をゼ口にするのは難しい。稀に発生する会計不正はある程度はやむを得ないと受け止め、しかし、その場合の社会的損害を最小化する、という発想が必要である。

  • 読みやすい。引用が色々と引っ張ってあって参考になった。
    また会計勉強してから読もう。

  • ゼミの参考書。
    これでお勉強しました。

    監査論を学んだことのない人は読むのがちと大変かと。

  • (08.5.28)

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著者プロフィール

公認会計士。
1952年東京生まれ。1975年早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。1979年公認会計士登録。中央青山監査法人、あずさ監査法人代表社員、青山学院大学会計プロフェッション研究科特任教授、証券取引等監視委員会委員を歴任。

「2023年 『リアルケースで身につける 不正を見抜く監査力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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