- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532316563
感想・レビュー・書評
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何度読んでも/聴いても心が洗われる平野秀典さんの本。この本も裏切りません。デジタルのことを知っているならピンとくる3.0という言葉を使いながら,実はアナログな価値を語っている。デジタルを突き詰めていくとアナログが必要になる,という発想はそのとおりだと思う。
どういうキャリアを気付くいていくのが良いのかといったところから組織としてのヒントなども矛盾なく書かれているのもいい。特に管理者は演出者,というのは,人を巻き込んで主導して事をする際に心に留めておきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか興味深い本だった
確かに今の世の中って 一方的に大量につくられたものを みんなが持っているから私も欲しいとかではなく、自分似合ったものを それを使った人がどう感じただろう お店の人が親切だったから などなど
双方向にもたらされる情報の中で、何かに感動した人の意見や実際に感動した経験によって自分の行動の判断基準にしているそんな世の中であること
言い換えると そういう感動をさせることのできる状況を作らないと 考えないといけないんだと 言うことがしっかりと書かれていた
友人が世の中の仕事がAIに取って代わられ、仕事がどんどん効率化していくこと そこからいろんな仕事がなくなっていくことなどを書いた本のことを書いていたが、この「感動」の分野はまだまだ人間の領域なのかもしれない。
じゃあ、自分はそんな行動が取れているのか
問われて大雑把にしか答えられない気がして・・・・
感動したい自分でありながら、感動させれていない
そんな気がして・・・・ちょっと反省もする
そんな本だった。 -
ナルシストを突き詰めるとアーティストになる。
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感動1.0 顧客満足、感動2.0 顧客感動、感動3.0 双方感動 B to C ではなく、B with C 商品、サービスのあり方、時代の流れが分かる。モノではなく、ストーリーが重要であり、提供者の信頼性が重要と感じた。
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考え方の参考になりそうです。何回か繰り返し読む必要がありますね。
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感動しなかった
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さすが自らを感動クリエーターと称するだけあって、ジーンとくるシーンがいくつもありました。
著書曰く、感動プロデューサーとは”感動を生みだす人を生み出す”仕事。
自分もできればと思いつつ、私は感動をいただくほうかなと。
いただき続けて、いつの間にか周りの人にも感動を与えていたなんてことができたら最高ですね。
平凡な日常の繰り返しで疲弊感を脱しきれない人々に、エモーション注入!です。(笑) -
とても面白かった。
「感動3.0」はタイトル買いだが、
「・・・3.0」というタイトルの本は良書が多い。
ダニエルピンクの「モチベーション3.0」しかり、
コトラーの「マーケティング3.0」しかり・・・。
特に目新しい話題があるわけではないが、
感動1.0は顧客満足
感動2.0は顧客感動
感動3.0は自他感動
これからは、「感動できる自分」「相手と感動を共有できる」という取り組みが必要だということ。
「デジタル」のなかに「アナログ」の要素を取り組んでいくこと。
引用も多いが、古典から最新の書籍まで幅広く、説得力を増している。
分かりやすくつい引きこまれてしまう文章。
メモをしておきたい箇所も多い。
上にあげた「・・・3.0」タイトル3冊は、ビジネスマン必読の書だと思う。 -
最も大切なことは、
最も大切なことを、
最も大切にすること -
最近読む複数の本に、よく「近江商人の三方良し」というのが出てくる。「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」のこと。この本ではさらに踏み込んで、「商売十訓」が出てくる。その中で最もガツンと来たのは、「五、 無理に売るな、客の好むものも売るな、客のためになるものを売れ。」これが、「期待を超える」の真髄ですな。
二人称で夢を語り、大切な人に喜んでもらうために、心を込めてサービスをする。そのために、プロダクトアウトではなく、双方向でコミュニケーションするアプローチでビジネスに臨む。 感動で、お客様をファンにしたいものです。
「花は観手に咲く」という世阿弥の言葉は深いです。