企業再生7つの鉄則: 成功事例に学ぶ危機からの脱出戦略

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532317027

感想・レビュー・書評

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  • 企業が危機に陥る要因を明らかにしたうえで、10を超える再生事例から共通点を見出し、企業再生の要諦を導出している。
    危機から脱するための7つの鉄則が紹介されているが、いずれも納得的であり、対応の方向性がしめされており参考になる。
    再生分野のNo.1ファームのシニアメンバーの著作だけあり、現場感も織り交ぜられており、読みごたえがある。

  • 再生の7つの鉄則を事例を(大企業事例のみ)しており共感・参考にできる点が多くある。やはり、企業再生には、人をどう変えるか!?が重要になっている。この難しさは想像を超えるストレスとの戦いなのかと感じた。

  • ※冒頭まで

    この本は、すでに経営がなりたっているが、更に時代にキャッチアップするためにすべき企業再生ということで書かれています。

    経営状態がよくなくて再生方法にヒントがほしい、というときの本としては、ちょっと方向性が違います。

  • TOPPOINT 2011年9月号より。

    著者は東大法学部卒、ダートマス経営大学院MBAの弁護士。

    企業再生の鉄則を提示。

  • 再生事例が豊富で興味深く読めた。失敗例がもっと読みたかった。

  • ■企業再生
    1.経営危機に陥る企業の問題点にはまた、「内向きのカルチャー」というものがある。社員が社内だけを見て仕事をし、会社の外で何が起こっているかに気付かない、環境変化に対する行動が起こせない、という問題である。このカルチャーを変えることは企業再生の重要課題だが、実は最も難しい課題でもある。カルチャーを変えるには、1つの施策だけでは不十分である。組織や人事、評価制度を変え、スピーチやメールを何度も送り、粘り強く手を打ち続けることが需要なのである。

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著者プロフィール

植田統(うえだ・おさむ)
国際経営コンサルタント、弁護士、名古屋商科大学経営大学院(MBA)教授。
1957年東京都生まれ。東京大学法学部を卒業後、東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。ダートマス大学エイモスタックスクールにてMBA取得。その後、外資系コンサルティング会社ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン(現PWCストラテジー)を経て、外資系データベース会社レクシスネクシス・ジャパン代表取締役社長。そのかたわら大学ロースクール夜間コースに通い司法試験合格。外資系企業再生コンサルティング会社アリックスパートナーズでJAL、ライブドアの再生に携わる。2010年弁護士開業。14年に独立し、青山東京法律事務所を開設。
著書に『人生に悔いを残さない45歳からの仕事術』『企業再生7つの鉄則』(いずれも日本経済新聞出版社)、『残業ゼロでも必ず結果を出す人のスピード仕事術』(ダイヤモンド社)、『日米ビジネス30年史』(光文社)などがある。

「2022年 『2040年 「仕事とキャリア」年表』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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