「男のうつ」治らなくても働ける!: 復職マニュアル
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2012年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532318130
作品紹介・あらすじ
最新の医療知識を基に、著者独自の専門領域・臨床体験を活かし、うつ病対策の斬新なアプローチ法を基本から実践までわかりやすく解説。名医が説く「福音の書」。
感想・レビュー・書評
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うつ病で休職、退社に陥った私には染みる本でした。
賛否両論はあるでしょうが、産業医や会社の偉い人や男性サラリーマンに限らず多くの人に読まれて欲しい。
男性の休職、復職にはこれだけの困難があるんだよ、と。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015年5月に、休職寸前まで追い込まれていた自分
休職しなくてよかったなと感じた -
かなりきついことが書いてあり、半分共感、半分反感といった感じ。かなりのスパルタですが、いい例ばかり載っている。悪化した人はいないのかな? 知りたかった「治しながら働ける」の部分はあまりなくて、残念だった。
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少しずつ短時間就労して、リズムを取り戻して行けば治る、との治療を実践している著者による本。「うつ病に”がんばれは禁句”は死後。」と言う、うつ病治療イメージから見ると、ちょっと厳し目な治療だが、効果が出ているらしい。
7割方同意できるのだが、しかし、初診料10万円の自由診療である著者の治療を受けられる人は限られてくるし、「コストパフォーマンスが高い。」とする著者の主張も、100%治ればと言う前提なので受け入れがたい。 -
休職すると復職しにくい。というのは間違いない。
でも休ませないっていうのは違う気がする。相談しても仕事内容は変わらないし。休むしかないのが現状。
まぁここまでやってくれる医者ならいいのかな。 -
いわゆる、「うつ病」といった精神疾患に罹ると、まず出社するのは好ましくないと思われがちだが、本書の主張は違う。
病気を無理に治そうとせず、抱えたままで会社生活を送ることに重きを置いている。
些か不謹慎な言い方になるが、面白く読めた本。
うつ病やその他の疾患について、その発症のメカニズムの理解が深まります。
ちょっと、本筋と逸れるのですが、面白かった箇所を取り上げます。
「今まで、生殖以外にとりえのなかったオスをメスが利用し始めたのが、男性中心社会のきっかけではないかというのだ。元来サボりたがりのオスだが、体力があるので、いままでメスが行っていたいろいろな労働を任せられるようになったのではないか?そのために、メスはオスに色気を使ったりして、いろいろと頼むのがうまくなったのではないかと私は勝手に推論している。(p.50)
著者の勝手な推論だが、一理あるんじゃないかと頷いてしまう。
結局、我々男は使われているだけなのか!?(´Д` )笑 -
自分がうつになったので、今後の対応のために読みました。どのような心構えで病気と対峙したらいいのか、精神科医の立場からわかりやすく解説しています。とても参考になりました。
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図書館で借りました。
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意外とこういう本を必要としていることがわかった。
需要の多さにびっくりした -
石蔵 文信 (著)
ちょっと頑張れば、働き続けられる。プライドが高く、プレッシャーの強い男性特有の困難な問題を解き明かし、休職せずに働きながら治療する効果抜群の方法を解説。患者・家族、人事担当者、医療関係者の福音の書。