現場で役立つ!セクハラ・パワハラと言わせない部下指導: グレーゾーンのさばき方
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2016年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532321246
作品紹介・あらすじ
●弁護士による判例解説など「あからさまなハラスメント事件」を教えてもらっても現場では役に立ちません。日々の部下指導で苦労する管理職は、いわゆる「ハラスメントグレーゾーン」にどう対処すべきかに悩んでします。
●グレーゾーンはなぜ発生するのか、回避するにはどうすればよいか、直面したときにはどう対処すればよいか--読者の悩みを本書が解決します。
●実際にあった企業内の事例を基に、経営的な視点と一般常識から、どのように対処すべきかをリクツで説明、自信をもって部下指導できるよう導きます。
●大企業から中堅まで、数多くの企業でハラスメント研修を行い、「これまでのモヤモヤがスッキリ解消した」と好評のセミナーを紙上で再現!
感想・レビュー・書評
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セクハラとパワハラ、問題にされることが少なくて、うやむやにされているケースも多いと思う。グレーゾーンといっても、結局は相手がセクハラ・パワハラと受け取るような可能性がある言動はしない、それが一番大切。日本は人権後進国だから、セクハラとパワハラが横行している。管理職にある人は読んでほしい一冊。
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非常に論理的で為になった。
ハラスメントの定義から構成要件を考えていく本で下手な判例本より、よっぽど為になる本だった。
タイトルがよろしくないが、役職に関係なく役立つ本 -
セクハラ・パワハラの定義や対処法について、論理的に理解と整理ができる本。
グレーゾーンの対処には、自社における判断基準をつくっていく必要性があるあたりは、奥深い‥ -
企業とは、顧客にとって価値あるものを提供することにより、利益を上げることを目的とする組織である。
職場とは、従業員が組織目的に参画し、貢献することにより、精神的・経済的満足を得る場所である。
管理職は、目的達成のために必要なこと、有益なことを実行し、有害なこと、あってはならないことは回避・改善・除去しなければならない。