働き方改革個を活かすマネジメント: PRODUCTIVITY&INCLUSION
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2017年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532321765
作品紹介・あらすじ
◆長時間労働の防止や、多様な人材の活用といった「働き方改革」を具体的にどのように進め、職場に根付かせていけば良いのか。企業の現場や人材活用スキル、そして政策・制度にも精通した著者たちが、職場のマネジメントと、人材のケアという2つの軸から解説します。
◆職場のマネジメントについては、業務効率を高める「ジョブアサイン」をキーワードにマネジメントの勘どころを解説。人材のケアについては、「インクルージョン」をキーワードに、フルタイムで全力で働ける男性社員を前提せず、様々な事情を抱えた社員でも全員活躍できる職場をつくる具体的な手法を解説します。
◆著者の大久保氏はキャリア・人材育成の専門家で、内閣官房で「働き方改革」の委員も務める。政策の意図をくみとり、企業の現場でどう体現するかを語る最適任者。皆月氏は、働き方改革が話題になる前から、福祉のソーシャルワーカーの考え方やノウハウを企業に取り入れる活動をしてきた産業ソーシャルワーカーです。
感想・レビュー・書評
-
教科書的な羅列された内容であった。基本事項をさらっと見るような読み方でしょうか。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
職場マネジメントのヒントがあります。
ジョブアサインの方法も解説してあります。
ダイバーシティとインクルージョンの部分が参考になりました。 -
イケイケなリーダーシップの本読むとリーダーに求められる様々な資質について書いてあるけど、この本はリーダーシップとマネジメントは別、マネジメントは専門家の力を借りましょうという潔い内容。
確かに衰退する現状と日本人の職人気質にはその方がマッチしそう。
マネジメントはアート(主観)、クラフト(経験)、サイエンス(科学)この3つを適切にブレンドしたものというのが非常に納得できた。
テーマを与える、強みを評価する残業時間は利益に直結しないというデータを活用する産業ソーシャルワーカーとの連携け、などなど。
淡々とマネジメントの基礎技術が書かれていて内容は面白くないけどヒーロー目指すよりはずっと現実的な革命のやり方だなと感じた。 -
働き方改革および多様性マネジメントに関する網羅的な情報を掲載。現場における耳の痛い実例や数値データが豊富で、骨太な読み応えを感じる一冊だった。
マネジメント〜初めてチームを持つ中堅プレイヤー層に。 -
働き方を変える、ワークライフバランスを考えるというのはどこの職場でも大きなテーマとしてとらえられていると思う。
だが、なんでそんなことしないといけないのかな?というのは正直ピンと来ていないところも多々ある。
そうなったらいいよねと思うが、目の前の仕事どうしたら終わらせられるの?とも思う。
この本は今のご時世の状況など、的確に情報が書いてある。
まあ確かにその流れでいくと、働き方考えざるを得ないねと。
そして対策として書かれていることなども、ある意味あるある的な、会社などで言われ出していることであり、そういう背景で、会社でもいろんな対策しているのねーと理解はできる部分がたくさん。
対策としてのヒントが書いてあるわけではないので、それぞれ皆で考えださなくてはいけないと思う。
今の働き方改革の状況を整理して理解するという意味で良本だと思いました。 -
前半は働き方改革、後半はインクルージョンマネジメント(ダイバーシティマネジメントの最終段階)について書かれている。個々の事情、個々の能力開発を考えたマネジメントが必要で、その具体的な事象や方法論を学べた。直感的に当たり前の事でもデータによる納得感が高まった。
-
マネジャーに読んでほしい本。とても具体的な内容も含まれており、教科書として傍らに置いておきたい。
-
教科書と名がつくように網羅的に書かれている。
自分の会社の置かれている問題は大抵書いてあるので、問題を客観的に捉えることが可能。また、データに裏打ちされた内容なので、そのまま資料に展開もでき、ビジネスマンにとって人事制度や企業風土企画をする際には役に立つ。