- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532322120
作品紹介・あらすじ
想像してみてほしい。
気持ちのすべてを伝えられた君の姿を。
考えついたこと、思いついたことを、きちんとみんなに発表できた瞬間を。
「こうしたいんだ」っていう君の想いに、共感してくれる仲間が現れた光景を。
そんな自分に近づくためのヒントが、この一冊に詰まっている。
◆「言葉にできる」をみんなの最強の武器に!
ベストセラー『「言葉にできる」は武器になる。』のエッセンスを抽出。頭の中のモヤモヤを鮮明な言葉に変え、共感者を増やせる思考法を、中学生の僕と言葉の妖精“コトバード"との対話を通じて学べる、実践ノートです。
つくりは、読みやすさを工夫した二色刷。コトバードと僕のかわいいイラストもふんだんに盛り込み、見て楽しく、読んで納得、部分的な書き込み形式で自分で考え、読み終わったら自分の成長を実感できる、そんな一冊です。
いちばんの基本でありながら、もっとも難しいのが、自分の思いを言葉にし、相手の心に伝えるということ。
本書を通じて、自己紹介から友達づくり、面接、小論文、職場のコミュニケーション、そしてSNSまで! 考えていることを言葉にできる、一生モノの教養を手に入れましょう。
感想・レビュー・書評
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言葉には声に出したり文字を書いたりするような外に出す言葉と、自分が思ったり考えたり感じたことというような内なる言葉の2つがあって、それらは繋がっている。だから、内なる言葉が成り立っていないと、声に出したときに相手に伝わらなくなってしまう。その、「内なる言葉」をどうやって引き出すのかが書かれている本。私が話していても相手に?な顔をされてしまうし、話している途中で自分すらよくわからなくなってああ、話すのなんて嫌だ!!、なんて思うときがたくさんあるけど、自分の考えを頭でまとめてからこれからは話すようにしたい。
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真面目で控えめな人ほど自分の「内なる言葉」を否定したり、こう思ってしまう自分を認められなかったりするそうです。「内なる言葉」と「外へ向かう言葉」の整理、思考をT字型思考法によってトレーニングしていきます。まず自分の心の根っこを見付ける。そこからがスタート。10代でも読める基礎的な内容ですが、何から手を付けたら分からない、何が自分にとって大事なのかわからないという事が多い大人にも役立つ内容だと思います。
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請求記号 141.5-ウメ
資料番号 300704103
新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC)
https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=frombib&lang=0&amode=11&opkey=B158833135328971&bibid=1000130024&start=1&bbinfo_disp=1 -
T字思考法の部分だけ読めば良い本。
ただ、マインドマップで同じことができるのでT字でやる必要はないかな…と思う。内なる言葉を外に出すトレーニングは必要かな、と感じた -
本書では「失感情症」には触れられないが、失感情症というのは、言葉通りの感情を失った状態ではなく「感情を言葉に表すのに困難を感じている」ことを指すのだけど、そういった自分のなかにある気持ちや感情を言葉に表す事が苦手なひと向けの一冊。
読みやすくわかりやすいのだけど、「まずは自分の内にある言葉を見つけよう」というハードルが、そういった人たちには高いと思った。
もっと別のやり方があるように感じた。 -
中学生向けだけど大人が読んでも良い。
内なる言葉を外に向けるための本 -
T字思考
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小・中学生向きだと思うけど、自分がその当時この本に出会えてたら凄くためになっただろうな。
大人でも参考になりました。 -
頭の中で形になるかならないかというようなことを、言葉として表現したいという思いから手に取った。たまたま梅田さんのお名前を聞く機会があり、『言葉にできるは武器になる』のことを思い返したところ、こちらの本のことを知り、これはよさそう!と読んでみた。気持ちを言葉に、という言葉から、感情を言葉に置き換える語彙が増やせるイメージだったが、自分の中にある言葉を出すための「問い」が用意されている。
あるテーマに沿って、
自分が思い付いた言葉をいくつか書き出し、1つを取り上げて、真ん中に置く。そして3つの問いに答えていく。「本当に?」「それで?」「なぜ?」例が載っているので参考になる。
その他、
自分と向き合う時間の大切さ。
自信が持てるまで思考を深めてみる(言葉にしてみる)。
考え抜いた言葉は、人生を導く旗になる。
言葉は言葉じゃない、言葉は気持ちなんだ!
読書もそうけれど、インプットばかりでアウトプットもしなくては。それは自分と向き合う時間。
とにかく言葉にしてみよう。
それらをつないで表現してみよう。
「考え、寝かせ、考え、寝かせ」を繰り返し、思考を深めよう。そして自分に自信を持とう。