成長が「速い人」「遅い人」

著者 :
  • 日本経済新聞出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532322229

作品紹介・あらすじ

秘密は飛躍の7力【ななりき】にあった!
1万人を超えるリーダーと向かい合ってきたコンサルタントが明かす、成長する人、しない人の違い。

◆成長のチャンスをつかめない「もったいない社員」たち
「成長したいのに空回りして力が発揮できない」「思いばかりが先行し、自分を冷静に見ることができない」「志はあるのだが、学び方がわからない」「あらゆることで伸び悩んでいる気がして、成長の実感が持てない」――1万人を超えるリーダー(予備軍)を相手に、社員のモチベーション向上、組織力強化を手伝ってきた筆者が見てきた、成長機会をみすみす逃している「もったいない社員たち」。制度やしくみを変えても、組織を動かすのは結局は人。大事なことは、社員が自らの潜在力に気づき、働くことを通じて成長を実感することです。

◆「教わる力」に目覚めたとき、人は飛躍的に成長する
本書では、著者が実践してきた人材育成手法を、育成される側の視点から再考。「教わることで成長を遂げる」をキーワードに、1熱望力、2実践力、3修業力、4結果力、5体験力、6盟友力、7修正力――の7つのポイントに整理。これを「飛躍の7力」として体系化した「教わる力のノウハウ(智恵)」を、実際にあった象徴的シーンを取り入れながら、わかりやすく初公開するものです。成長したいがうまくいかないと悩む社員はもとより、部下や同僚の育成に悩むリーダーにも大いに参考になる内容です。

感想・レビュー・書評

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  • 1.社会人生活を振り返って、自分の成長が思ったよりも遅く、できないことが多いと思ったので振り返ることにしました。

    2.成長する人ためには、熱望力、実験力、修行力、結果力、体験力、盟友力、好転力という段階が存在する。ただ、まずは自分がどの段階にいて、何が足らないのかを「気づく力」が土台位に存在します。気づく力を意識してから、謙虚な姿勢で成長のループを繰り返していくことで一流へと近づいていきます。
    本書では、各段階において、速い人と遅い人を比較しながら、気づきのポイントを示しつつ、成長とは何なのかを説いています。

    3.特に目新しく学ぶことはありませんでした。要点として、謙虚な姿勢と仮説と実行を繰り返す力が備わっていいなければ成長はないということです。
    自分の生活を振り返ってみると本書に述べてある「速い人は学び方を変える。遅い人は書籍だけ変える」というフレーズが気になりました。私は常に自分が成長したくて読書をしたり、仕事をしたりしています。ですが、変化している実感がなく、これでは3流のままか?と気づきを与えてくれました。新しく学ぶことはもちろんですが、過去と比べて成長しているのかを確かめることで、自分の変化をより実感できるのではないかと本書を読んで気づくことができました。

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著者プロフィール

チェンジ・アーティスト社代表取締役社長。多摩大学客員教授。経営コンサルタント。
多摩大学大学院経営情報学研究科修士課程修了(MBA)。警視庁勤務の後、一橋大学・山城章名誉教授の経営研究所へ。OD(組織開発)理論を習得し上場企業300社でコンサルティングを担当。1994年、スコラ・コンサルトの創業期に参画。パートナーに就任。2007年、チェンジ・アーティスト社を創業、代表就任。これまで3万時間以上、1万人以上のリーダーを支援する。企業コンサルティングの顧客リピート率は90%に達する。

「2018年 『成長が「速い人」「遅い人」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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