コーチングの神様が教える「できる女」の法則

  • 日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532322557

作品紹介・あらすじ

男と女では、キャリアアップを邪魔する「悪癖」に違いがあった! ベストセラー「コーチングの神様」シリーズの著者、マーシャル・ゴールドスミスが、女性向けリーダーシップ開発のエキスパート、サリー・ヘルゲセンとタッグを組み、「女性リーダーならではの落とし穴」をお教えします。

●細部に気を配ることができるあなた
――自分でやったほうが上手くいくし楽、と思い込んでしまっていませんか? もっと部下に任せましょう。

●チームで仕事をするのが得意なあなた
――チームの成果だと誇るよりも、自分の成果だと強く主張できるようになりましょう。

●社内外に知り合いを作るのが上手なあなた
――関係構築ばかりに熱心になって、それを利用することを忘れていませんか。利用してこそのネットワーキングです。

これまであなたの仕事をうまく進めてきたクセは、リーダーという新しいステージに進む上では邪魔なものかもしれません。
どんなクセを捨て、なにをあたらしく身につけるべきなのか――コーチングのエキスパート2人が、すべてを伝授します。
女性リーダーになりたい方、女性リーダーを育成したい方は必読です。

感想・レビュー・書評

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  • 上に行くことを望むにはエネルギーも、今までと違う戦略もいるし、それなりのやり方も必要。私が娘に教えられないことの一つ。女性なりに、男性の多い組織でやっていくということ。

  • 自分が社会人生で悩んでいたことがほとんど書いてある。もやっと不安に思っていたこと、違和感を持っていたことが言語化され認知を深めることができた。

    12の悪癖が全て当てはまる人は珍しいと思うが、特に自身が共感する部分について理解を深め、克服に向けて手を打つチャンスになるのでお勧め。女性の上司、同僚、部下を持つ男性にも是非読んでほしい。そして、彼女らが何で悩んでいるのかを知り、より関係を構築してほしい。

    ただし、最後のパートで悪癖を治す方法に言及しているものの、新しいアイディア・気付きは少ないと感じた。。

  • 内容は非常に良いのだけど、翻訳と構成がイマイチで読み進めにくいし、読んだ後ポイントを振り返りにくい本と思う。
    洋書によく見られるケーススタディのような細かい事例が連続して出てきて、キーメッセージが見えにくい。だらだらと事例が列挙される結果、悪癖の内容が簡潔でないし、読み終わった後に短時間で振り返ることは難しい。
    一方で、説明してある悪癖は、自分も確かにしているな、と、開眼できる指摘となっていて、とてもためになった。
    読みにくいので、読了まで随分の期間積読していた…苦笑

    傍において、復職時に少し内容を振り返りたい。

  • 著作が外国人だからなのか、翻訳に問題があるのかは分からないけど、結局のところ何が言いたかったのかが分かりづらかった。自分の職場のポジションが"リーダー"という立場に達していないという問題もあるのだろうけど。
    気づいたこととしては、「あなたの仕事ぶりをほかの人が自然に気づいて報いてくれると期待する(悪癖その2)」「自分の実績をきちんと言わない(悪癖その1)」について、その通りだと思った。自分がしている仕事を周囲は分かってくれている、きっとそのうち評価してくれると思いこむ傾向にある。職場で上半期・下半期とそれぞれで行われる評価面談を思い出した。この本を読むまではこの面談に意味を感じておらず、自分がしてきたこと、努力したこと、何を目指してやってきたのか、今後何を目指していきたいのかなど、積極的に自ら語ることはなかった。どうせ言っても…という気持ちも多少あるけど、でもやはり言わなければ何も前には進まないと痛感した。


  • SNSで知って興味を持ったので読んだ本。

    女性に特化して書かれた本はあまりなく、一般的には男性がメインで当てはまる内容になってしまっている(これまでのビジネスの世界が男性社会なので)ことから、このような本の存在自体がありがたいと感じた。また筆者らの自分がコントロールできる範囲で現状を改善できるようなアクションをとろう、というアプローチも良かった。

    女性にみられる悪癖として12個挙げられているが、複数自分に当てはまるものがあり、非常にためになった。また、ただ悪い部分を指摘するだけではなく、その悪癖はこういった良い点の裏返しだよね、といった自分の長所も改めて確認できるような記載もあり、その点もありがたかった。

    自分の頑張りが空回りしてしまわないために、一読するのをおすすめしたい一冊。

  • 「女性の悪い癖」はとても共感できました。
    この数年はとくに元男性同僚のできないくせに自信満々な態度にイラッともしてたので、性差が関係することをに納得しました。
    ただ、つらつらと長いく書かれているので少し読みくかったです。

  • 女性のキャリアを阻害する12の悪癖について詳細に説明されていた。この悪癖は、今までのキャリアではプラスに働いていたかもしれないが、ある時点からはキャリアが行き詰まる要因になるとのこと。
    自分も当てはまる悪癖がいくつかあったが、それらは悪癖である自覚はなかったので、この本から新しい視点を得ることができた。これからの行動を変えるきっかけになる本。

    悪癖1 自分の実績をきちんと言わない
    悪癖2 あなたの仕事ぶりを他の人が自然に気づいて報いてくれると期待する
    悪癖3 専門性を過大評価する
    悪癖4 人間関係を築くだけで活用しない
    悪癖5 初日から協力者を得ようとしない
    悪癖6 キャリアより仕事を優先する
    悪癖7 完璧主義の罠に陥る
    悪癖8 喜ばせたい病
    悪癖9 矮小化する
    悪癖10 やりすぎる
    悪癖11 反芻する
    悪癖12 自分のレーダーで注意散漫になってしまう

  • 要約すると「モジモジ恥ずかしがってないで!失敗に引っ張られないで!」みたいなこと。

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著者プロフィール

パーソナルコーチ、講演家。女性リーダーシップ関連書のベストセラー作家。Strategy+Business誌コントリビューティングエディター。30年間にわたり、女性リーダーの強みの発見と育成、その強みに沿ったリーダシップ行動の支援をミッションとしてきた。また男女が活躍できる職場作りを目指す経営陣にも助言してきた。1990年に刊行したThe Female Advantage は、いまだに女性リーダーシップの代表的著作として読み継がれている。また1995年に刊行したThe Web of Inclusion は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「リーダーシップに関する最高の書籍」と絶賛。フォーブス誌は「女性リーダーシップ専門家のトップ」として彼女を紹介した。

「2019年 『コーチングの神様が教える「できる女」の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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