サラリーマン人生100本ノック: プロとして働くためのトレーニング

著者 :
  • 日経BPM(日本経済新聞出版本部)
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532323271

作品紹介・あらすじ

◆入社、異動、転勤、左遷、転職、独立――あなたはビジネス人生の岐路で、何を考え、どう決断する? 自分の思いと周囲の状況を確認し、納得の決断をするための100本ノック。

◆私は、まだそんなに大きい会社ではなかった江副浩正が率いるリクルートに入社し、営業リーダーとして成果を出してきました。部門が変わっても圧倒的に売れ続け、将来のリクルートは自分が担うくらいに思っていたときもあります。しかし、会社の環境が変化していく中で、異動、左遷を余儀なくされました。カムバック、転職、独立も経験しました。類は類を呼ぶじゃないですが、その過程では、不思議に同じ境遇にいるいろんな人と出会います。たまたまキャリアコンサルタントの資格を保持していることもあったかもしれませんが、その目でその人たちの転職や独立の姿を客観的に見ることができました。

◆私は、大学院でこれから巣立つ学生を相手に日本で初めて営業の授業をリベラルアーツとして担当する傍ら、研修講師やコンサルタントとして、企業リーダーや営業リーダーに企業戦略や営業戦略の立て方を教えています。そんな経験を活かし、仕事や人生の大事な決断を、そのときの感情に流されずに、周囲の状況や、何より自分が大切にしてきた「思い」を確認しながらすることの重要性を、自身の経験やこれまで見聞してきたことをもとに書きました。

◆本書の構成は、ビジネス人生上重要なイベントごとに章だてすることにしました。各章は、「1ストーリー2質問と解説3ノック」の構成になっています。まずストーリーでそれぞれの人が自分のイベントを思い浮かべ、押さえておくべき点を質問と解説の形式で説明したうえで、さらにノックで確認しながら、今後の自分を考えるというスタイルになっています。すでに体験したことについても、その時代時代における自分の「思い」を振り返ることで、自らの成長を実感し、その軌跡から、さらなる未来を創造していただくことにも使えると思います。

感想・レビュー・書評

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  • 主に転職の章を中心に読んだ。
    自分の思いを持つことの重要性を
    分かりやすく説明している本。
    どんな人生にしたいのか、
    どんな人間になりたいのか、
    人生観をはじめ、仕事観、家族観、結婚観、友人観を改めて考えてみたいと思う。

  • うーん。どうやっても無理筋というか。でも、それを期待してるんだろうな。死なないように付き合わんと。

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著者プロフィール

東京工業大学大学院特任教授。東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授。1985年神戸大学経営学部卒業後、株式会社リクルート入社。通信、採用・教育、大学やスクール広報などの分野で営業の最前線で活躍。採用・教育事業の大手営業責任者、大学やスクール広報事業の中部関西地区責任者を担当後、2005年日本テレコム(現ソフトバンク)に転身し、執行役員法人営業本部長、音声事業本部長などを歴任。その後、モバイルコンビニ株式会社社長、丸善株式会社執行役員、フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社VPなどを経て、現在に至る。営業幹部(役員や部長)や営業リーダーの教育の第一人者であり、営業イノベーションなどの分野でも、研修やコンサル、パーソナルコーチなどに多くの実績を持つ。特に優れた営業戦略・戦術を導く「北澤モデル」は多くの企業で活用されている。著書に『営業部はバカなのか』『「場当たり的」が会社を潰す』(新潮新書)、『優れた営業リーダーの教科書』(東洋経済新報社)、『営業力100本ノック』『サラリーマン人生100本ノックプロとして働くためのトレーニング』(日本経済新聞出版社)などがある。

「2022年 『日本で唯一!MBAクラスの「営業」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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