本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532324612
作品紹介・あらすじ
AO入試開始から30年、慶應SFC人気教員が示す未来の入試予想問題。入試や大学の存在意義を問い直す一冊。
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
-
現役SFC教員と卒業生による、SFCの入試をめぐる議論。入試だけでなく大学の在り方も議論されている。やはり大学は入試なのだ。1990年の開学以来、AO入試などの斬新な取り組みを先行させてきたキャンパスだし、社会のリーダーを数多く輩出してきた実績は言うまでもないが、30年を経て、新たなフェーズに移行しなければならないという意思を感じる(これは、中に居ても感じる)。普通の組織であれば、眉間に皺を寄せて真剣な議論を行うテーマだろうが、この本では「高校の先生を推薦人にし、生徒の入学後の実績に応じて、推薦枠を変動させる」とか「はみ出す人を取るために、これまで逮捕されなかったギリギリのことをアピールさせる」とか、ぶっ飛んだことを楽しげに語っていて、SFCらしいというか、とても楽しい。2050年と言わずすぐにでも実現してほしい。
全3件中 1 - 3件を表示