経営なき破綻平成生保危機の真実

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532353247

作品紹介・あらすじ

戦略なき経営と環境変化が連鎖して起きた破綻の真実を、丹念な財務分析と当事者へのインタビューで初めて解明。日産生命、東邦生命、第百生命、千代田生命、協栄生命、東京生命…。これは天災ではない人災だ!俗説を排し真相に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 読むのは第2章だけでも良いかな。

  • 2章までで十分。2章は面白かった。

  • 破綻した生保を一社ずつ丁寧に分析。
    インタビューも豊富に行っていて、ものすごい労力がかかっていることがわかる。
    破綻各社で要因は少しずつ違いが示され、生き残った会社との比較もかなりしっかりされている。
    こういった歴史を背景に今の規制やディスクロージャーができて来ていると考えると、それらの意味や今後の課題がよりよく見えてくる、気がする。

  • 生命保険会社とは、どの様に利益を上げているのか。
    そして、バブル崩壊後、安泰といわれた生命保険会社が、
    次々と倒産したのは、何故か、
    その理由が本著に書かれている。

    生命保険会社の利益構造を眺めたい人は是非一読をお勧めしたい。

    多くの破綻事例が豊富に書かれた著書となっている。

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著者プロフィール

福岡大学商学部教授、キャピタスコンサルティング株式会社 マネージングディレクター(非常勤)
安田火災海上保険(当時)、格付投資情報センター(R&I)、金融庁(任期付職員)を経て、2012年11月にキャピタスコンサルティングに参加。
東京大学文学部西洋史学科卒業。博士(学術、早稲田大学)。

「2021年 『経済価値ベースの保険ERMの本質【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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