12日間速習プログラム決算書トレーニング

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 57
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532353773

感想・レビュー・書評

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  • とてもわかりやすく、楽しい本だった。
    筆者の言うとおり、次に読む本が重要ですね。
    なのでマイナス星1個。

  • 決算書をカラダのダイエットに例えてわかりやすく説明していた。用語はなるべく省いて入門者のために嫌な先入観を失くしている。
    決算書のとっかかりとして読むには良い本だと思う。また12日間というトレーニングの設定で1日少しずつ進んでいくので継続して読める工夫がされている。

  • 会計の入門中の入門書。
    会社の財務を著者のダイエット経験で例えるなど、入門書としてはわかりやすくできている。
    ただ、ダイエットの話が多すぎる。
    次に読む本が重要と言っておきながらそれを挙げず、参考文献にはダイエット書のみとかありえん。

    第1部 基礎編
     1日目 トレーニングの心構え
     2日目 「点と線」の型を身体に叩き込め!
     3日目 点と線で決算書のイメージをつかめ!
     4日目 P/Lからもうける力を読め!
     5日目 B/Sから会社のデカさと財務体質を読め!
     6日目 キャッシュフローという血液循環を読め!
    第2部 応用編
     7日目 メタボを克服して、体脂肪の低い会社に変身する!
     8日目 気分は若くても身体が硬かった家電業界
     9日目 いい汗かいて、新陳代謝を活発にしよう!
     10日目 食事と売上は、量だけでなく質も大切!
     11日目 不要な志望は減らしても、筋肉を減らすな!
     12日目 ゆっくり鍛えて、ゆっくり健康な会社になろう

  • ☆☆$$分かりやすいの一言。$$内容は薄いが、本当に分かりやすい。$$

  • 会計の話を、人間の健康にたとえて書いてある。
    この会社は筋肉質とか、メタボだとか。
    血液の流れがキャッシュフローだとかね。
    ふむふむ、なるほどぉ~
    自分で説明できるぐらいになりたいね。
    読みやすかった。また次の一冊をみつけよう!

  • 決算書の読み方のイロハを今更ながらちゃんと確認しておこう、と図書館で入門書を借りてきた。
    筋トレによるダイエットやメタボ改善の話に例えて、非常に明快な書き口でおもしろかった。

  • 分かりやすかった。
    2年経つとこんなに状況が変わってるなんて。

  • すごくわかりやすくPL、BS等の読み方が解説されていてよかった

  •  田中靖浩さんの書く決算書の本は本当にわかりやすい。思うに、田中さんは非常に頭が柔らかいのだと思う。以前にここで紹介した『経営がみえる会計』は'決算書を読む'のではなく、'決算書を通じて社会を見る'事にフォーカスを当てて書かれていた。今でこそ、その様な角度の本は珍しくないが、当時としては凄く画期的だった。

     それ以降も、新しい本を書く度にB/SやP/LやC/Sを図で表してみたり、その図で企業比較を行うクイズがあったりと非常に柔軟でユニークな本を書かれていた。その根底には常に「決算書を読む事が目的ではない」という信念に近いものを感じる。それは考えてみれば当たり前の事で、決算書は趣味で読むものではなく、その情報の先にある何かを活用する為のものなのだから決算書を読めるというのは本来のステップから考えたらスタート地点に過ぎない。

     本書では決算書を図で描くと共に、企業を人間の身体に例えて「企業を健康にダイエットさせる」と言った形で書かれている。よく企業を有機物だと例える人が居るが、ここまで徹底的に企業を有機物として扱った本も珍しい。

     正直な所、私は本書に書かれている内容はほぼ理解しているので斬新な驚きというのは無かった。(考えてみたら、一冊残らず田中さんの本は読んでるしね。)でも、人間の身体に例える事の分かりやすさは、とても素晴らしいと思った。

     一から決算書を読みたい人は本書から入って、その後で4月に新版が出版された『経営がみえる会計』へと進むと非常にスムーズに決算書の重要な部分が読める様になると思う。本書はページ数は多くないし、文字も大きいし、図も沢山あるので文章量はそこまで多くない。でも、内容は非常に濃い。だからこそ、入門の為の入門書としては抜群だと思う。ページや文章だけやたら多くて内容の薄い自称入門書より、ずっと役に立つと思う。

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著者プロフィール

1963年、三重県生まれ。作家、公認会計士。田中靖浩公認会計士事務所所長。早稲田大学卒業後、外資系コンサルティング会社などを経て現職。中小企業向け経営コンサルティング、経営・会計セミナー講師、執筆、連載を行う。著書に『会計の世界史』(日本経済新聞出版社)、共著に『お金にふりまわされず生きようぜ!レストランたてなおし大作戦』(岩崎書店)など多数。

「2022年 『会計と経営の七〇〇年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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