消費税の政治経済学: 税制と政治のはざまで
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2009年11月1日発売)
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感想 : 12件
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- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532353933
感想・レビュー・書評
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日本における消費税の理論と歴史が書かれており、どちらも素晴らしい内容だが、特に歴史を概観していく第3章以降が印象に残った。
長く税制に関わってきた著者であるからこその内容であり、消費税を扱うことの政治的な難しさ、妥協、挫折といった苦闘の経緯が、こと細かに書かれている。日本型消費税を学ぶ上で非常に重要な1冊だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
卒論の重要な参考資料。まさに税の生き証人と言えよう。
消費税にまつわる論点をわかりやすく網羅し、地に足をつけた議論を展開する。
日本は理想と現実のギャップといかに闘っていくのか。