どうなる?どうする!共通番号

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532354855

作品紹介・あらすじ

個人情報保護に問題はないのか、どのような課題が解決できるのか、どう活用すればよいのか-。論点を熟知したプロが、社会保障・税番号の疑問のすべてに明快に解答。大改革の活かし方をスピード解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 共通番号は必要なのか?が知りたくて読んだ。現在はたくさんの番号と関わりを持って生活している。
    便利だと思った事は
    ◯行政手続きの添付書類がいらなくなる。(現在は結婚・妊娠・出産・育児の場合で21種類必要)
    ◯年金が自動的に振り込まれる様になる(現在は申請しなければもらえない・知らなければもらえない)
    便利⇔プライバシー は競合するもので、どちらを重視しているかで選択しなければならない。様々な方法で情報漏洩防止の方法はある。
    分けて考える必要があるのは
    ・共通番号を導入する事
    ・管理する番号の範囲をどこまで広げるか?
    という事。
    行政分野(社会保険・税等)までにするのか、民間レベルまで活用するのか?
    <感想>
    便利になるので、共通番号は導入するべきだと思った。社会保険と税に関して最小限の範囲で導入し、少しずつ国民の意見を聞きながら広げていけばいい。国民全員が共通番号の事を理解できる様にメリットとデメリットをわかりやすく継続的に説明していく必要がある。

  • 番号制度を分かりやすく説明している。
    役立つ番号になるか、住民票コードの二の舞になるか。総務省のやる気次第?
    医療や福祉で有効に使えることに期待したい。

  • 共通番号制度について、23年9月までの経緯をわかりやすくまとめたもの。
    大綱は読むのになかなかの労力を要するが、この本を読めば、簡単に番号制度の背景と国の考えていることがわかる。

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著者プロフィール

東京財団政策研究所研究主幹、中央大学法科大学院特任教授。(一社)ジャパン・タックス・インスティチュート代表理事、法学博士(租税法)
1950年広島生まれ、73年京都大学法学部卒業、大蔵省入省。証券局調査室長、主税局調査課長、税制第2課長、主税局総務課長、東京税関長、財務総合政策研究所長などを歴任。中央大学法科大学院教授などをへて現職。

「2019年 『デジタル経済と税』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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