プロジェクトマネージャ完全教本 2005年版

著者 : 金子則彦

• 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2005年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[イワトビ／Yamashitaさんの感想 · 2009年1月18日]

2005年の情報処理技術者試験「プロジェクトマネージャ」に使用した本です。

結果としてはこの１冊で合格しました。
ただし、前提条件として、イワトビはプロジェクトマネジメント経験のあるＳＥであり、情報処理技術の基礎とPMBOKの概要レベルの知識がありました。

ＰＭ試験用のテキスト・問題集は多数販売されていますが、この本は私が実際に書店でパラパラと中身を見て、フィーリング(?)があったので購入しました。若干誤植がありましたが、自己判断できる内容でしたので気にはなりませんでした。また、何冊も本を購入することはお勧めしません。決めた１冊を納得できるまで熟読した方が効果的だと思います。
この本で最も参考になったのは、午後II(小論文)の考え方です。非常に丁寧な説明で、初めて小論文対策する方にも論点が明確に伝わる内容だと思います。

著者プロフィール

大学4年の時に公認会計士2次試験に合格し、PCA（株）に就職。プログラマーとしてパッケージソフトウェア開発に従事する。その後、中央経営コンサルティング（株）に転属し、コンサルタント兼システムエンジニアになり、多数のシステム設計を行う。さらに中央新光監査法人システム監査部、中央クーパース・アンド・ライブランドコンサルティング（株）を経て独立。システムアーキテクト，ITストラテジスト，データベーススペシャリストなどの14の国家試験を持つ。『ITストラテジスト合格教本』（技術評論社）他、著書も多数。示現塾という私塾にて、本書に関するサポートやセミナーも開催している（http://zigen.cosmoconsulting.co.jp）。

「2021年 『令和03年 プロジェクトマネージャ合格教本』 で使われていた紹介文から引用しています。」