中国人に売る時代!: 巨大市場開拓の成功法則
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2009年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532490768
感想・レビュー・書評
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少し古いが、中国人の感覚が、良く分かる。筆者は民族を超えて人の心理を巧みに読むことに長けている。
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中国で最も重要なのは、
「関係」と「面子」
つまり、コネ、世間体や見栄。
キヤノン以外は日本ブランドの認知度は20位以内にない。
良い商品が売れるとは限らない。
日本人はもっと柔軟に対応すべき。
任せきりではない正しい調査。
現地に根付いたプロモーション。
1級都市だけをターゲットとしては不足。
価格は意外にも障壁にはならない。
日本に旅行させ、日本の商品の良さを体験させるのが効果的。
日本のファッションやアニメ文化は人気があるが、
性能と品質だけの工業製品には魅力を感じていない。 -
この本は使える。単なる教養で終わらせるのではなく実践したい!中国人向けビジネスの展開。日本人は中国でのビジネスが苦手らしい。その典型が携帯電話だ!あれだけの人口を抱える国でありながら日本は中国の携帯電話市場から撤退している。その一番のライバルがサムスンだ!中国での韓国企業の台頭は凄い!韓国だけではない。中国国内の企業も物凄い成長をしている。中国は一つの世界である。その中で日本企業はどう中国でビジネスを展開していくのかのヒントが書かれている。もはや中国は世界最大の生産国ではなく、世界最大の消費国でありこの動きは止められない。
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6冊目
日本のガラパゴス化や中国マーケットの可能性などについて書かれた本はたくさんありますが、現地の情報について統計データのみのものがほとんどです。
この本は中国人の方が書かれているのもありますが、実際のデータこそあまり多くありませんが、現地の様子がかなり詳細に書かれており、日本の中国戦略のまずさや今後の可能性がかなり分かりやすく書かれております。
いろいろと中国の本を最近読んでいますが、中国市場をしるためには一番お薦めの一冊です。 -
日本の大企業体質では、新興企業ばかりの中国経済のスピード感に対応出来ない。現に携帯電話が中国から撤退した事例がある。
決済の方法として第三者決済というのが、なるほどと思った。 -
参考になりますね~。
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面白かった。
以下、メモ(本からとインスピレーションと両方)。
都市の性質、こだわりにおける差異、リスペクトとドライビングフォース、安心安全への取り組み
フレーム(舞台)設定とその上で展開されるブランド化されたオリジナリティー
社会貢献、環境配慮型ビジネスモデル
農夫山泉
(CMに関して書かれたblog記事)
http://blog.livedoor.jp/chinamarketing/archives/51578917.html
(海南「ヒ素ドリンク」問題…メーカー「陰謀だ。賠償を請求する」)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1201&f=national_1201_015.shtml
(公式HPは閉鎖された模様?)
http://www.nongfuspring.com/
「日本における消費」のできること -
中国での外資、内資問わない成功事例集。
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091206
朝日新聞書評
2009年の日米欧のGDP5800億ドル減少、中国は4500億ドル増加。日本企業は物語性がない?アピールできていない?