- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784533082061
感想・レビュー・書評
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写真が豊富でイメージしやすいし、モデルコースを載せたり、地図や歴史的背景も適宜いれたりと、ガイドブックとしてなら良書だと思う。
だから、日本という国においで伊勢神宮がどのような存在なのかを体系的に説明するものではないです。
個人的には後者を求めていたので、期待ハズレではあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数あるガイド本の中で、最強の1冊だと思う。
通り一遍の知識だけでなく、神宮の祭事の事細かな解説、神道の基本精神、神職さんのお話など、いろいろなことが書かれてある。
宇治橋は20年で1億もの人が渡る橋なので、板の合わせ目から水が入って腐らないよう、宮大工ではなく船大工が造る、など興味深い話が沢山あって、読み物としても楽しい。
夜間の祭祀など、貴重な写真もふんだんに使われていて、本当にお得な一冊。 -
来月、伊勢神宮へ行くので、事前学習(笑)
伊勢神宮は、3度目。
1度目は、2005年、遷宮直前の夏。
御白石持行事に、新旧2つの御正宮を拝見できた。
2度目は、2018年元旦。
初詣を内宮で行なった。
2度、参拝に行きながら、実は正式参拝をしていない。
2005年の時は、一部別宮を端折ったし、2018年の時は片詣りで終わっている。
今回は、二見興玉神社、外宮、内宮、別宮にきちんと行きたいなと。
『私たちは、最初から宇宙そのものだ。太陽であり、大地でもあるのだ。もちろんそれは姿形としてでなはく、本質としての話。証明する類の話ではないが、もし私たちが宇宙と異質であれば、宇宙に存在できないはずである。
ともあれ、大切なのは、浄められ、本来の光を取り戻した姿で以って、神様に奉仕申し上げることなのだ。人の本質は、すでに神と同じなのだから、その原点に立ち戻り、いわば神の分身というほどに清まって事に当たる。これこそが祓いの意義なのだと思う。』(本書 96頁)
仏教でも、自らが仏である。と解く方がいた。
神道もそうなんだなー。。と、しみじみ。。。
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ジュンク堂で伊勢神宮関連の本を物色。その中で一番堅いのに分かりやすいという内容のものだった。ただの観光本というカテゴリーからははみ出ている真面目さ。
神宮小宮司や神宮禰宜の方の話が興味深く、パワースポットともてはやすことなく、参拝の意義、歴史を学ぶことができた。これを読んだら適当にお願いごとするなんてないなーと思った。
素晴らしい写真も多く、真面目に伊勢神宮に行ってみよう!という人にはいい案内書だと思う。 -
伊勢神宮にお参りに行くのに、急いで買った本。
観光のガイドブックでも良いかと思いながら、本屋に入るとずらりと並んだ伊勢神宮の本を前に、ちゃんと勉強して行こうという気になったので、こちらを購入。
結果としては、とっても良かったです。
写真も多くてイメージもわきやすいし、
外宮もきちんと回りたかったあたしとしては、様々な場所の写真や説明がばっちり載っていたので、助かりました。
一つだけ残念なのは、式年遷宮の少し前に刊行されているので、
今回の式年遷宮のことについては、あまり触れられていません。
そちらを期待されている方にとっては、少し物足りないかもしれませんが、私は満足です。
引き続いて、神道についての本も読みたくなりました。 -
鳥の図鑑で「Kankanの写真がすばらしい」のAmazon評から、その写真が採用されているものとしてチェック[葛飾図書館]
説明の文章がかなり豊富で、全部読めば伊勢神宮の全容が理解できるようになっている良書だか、しんどくなって途中から写真のみ鑑賞。
写真は厳かな雰囲気が伝わるいいもの。特に感嘆するほどのことはなかったが。 -
写真がとても綺麗で、談話や寄稿もとても勉強になった。
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伊勢神宮を参拝される方はぜひ読んでから行くことをお勧めします